1927年に清涼飲料水の工場として操業が開始され、その後ビール作りが始まった。オートメーションでビールの品質が管理されている近代的な工場だった。
そのアサヒビール西宮工場は2012年8月22日にビール製造を終了し、 1927年10月に始まった操業は85年で歴史の幕を閉じた。
同工場は敷地面積は約18万5000平方メートル。
「アサヒスーパードライ」「クリアアサヒ」など6品種を生産し、関西・中国地方を出荷エリアに年間約2730万箱の生産量だったが、吹田工場に統合した。
跡地の一部は病院跡地として市が持っている他は民間に売却され、現在ホームセンターや車のディーラーなどが建ち始め、大きく変わろうとしている。
この場所とは直接の関係はないが、アサヒ飲料のブランドとなったウィルキンソン炭酸>>は、西宮市の生瀬に工場があった。
アサヒビールの本社が西宮にあったわけではないが、アサヒビールの創業に関わった 外山脩造氏>>は阪神電車の初代社長でもあり、甲子園駅前に銅像が建てられていたことがあった。
また、阪神タイガース設立50周年を記念してアサヒビールが虎の銅像を寄贈している。
長く駅前に設置されていただ、駅前の整備/タイガースロードの整備を機に ミズノスクエア>>に移されている。