2月29日(水)体験プログラム1 「西宮神社編」
朝からの雨がすっかりあがり晴れ渡った午後、西宮神社の赤門に参加者が集まった。
今日は、まち歩きのガイドの体験。まずは刀根さんより、ガイドとしての心構えが輪になった参加者に伝えられる。
この日も、参加者の自己紹介と今日の見学について楽しみにしている事を伝え合う事から始まった。「体調については最初と最後に必ず聞いて下さいね。ガイドは逆光の側/危ない側に立って下さい。その日歩く時間や距離、階段の有無なども伝えておくと良いですね。」
そんな説明のあと、2つのグループに分かれて今日のガイド役『 ツーリズム西宮楽らく探見隊』の方々の説明を聞きながら赤門からスタートした。
研修会なので西宮の事を知っている人も多く「西宮神社は何度も来ているよ~~」という人も多い。「よくご存知の方を前にご案内するのは~~」と言いながらも、さすがに何度も案内されているだけあって見所・聞き所満載。
案内していただきながらも、参加者は自分がガイドする立場だったら??と思いながら歩いているようだった。
赤門/練塀から境内に足を踏みいれ参道を通りながら、廣田神社の末社の南宮神社、六英堂などの説明も聞きながら、手水の使い方や拝殿前での参拝の仕方もしっかり教えていただき、一時間半の説明の後、おかめ茶屋で参加者同士の交流も深めた。
西宮市民にとって馴染みの多いえべっさんだが、こうしてガイドの説明を受けるとまた新たな発見があり、その新鮮な驚きが市民にとってまたうれしい。
刀根さんの存在も意識しながらのガイドはきっと大変だったことと思うが、ガイドの個性が私達参加者と一体となって楽しい時間を過ごさせていただいた。
今年の秋から「西宮まちを旅する博覧会(まちたび博)」の本番が始まる。きっとまた、様々なコースが発表されガイドと巡る楽しい街歩きができるのだろう。
刀根さんのおっしゃっていた、人と人の交流のなかで始まる言葉のキャッチボールの楽しさを体感させていただいた。