船坂の地域住民たちが「地域活性化のきっかけづくり」を目的にして、2010年~2016年まで2年に一度計4回のビエンナーレを開催した。
作品は単に運んで来て展示するだけでなく、必ず船坂で手を加えることとし地元に泊まり込んで制作する作家も多かった。
展示場所は、船坂里山学校や地域の中にある空き家、田んぼや畑の一角など、作品によって様座なところで展示され、見物人は船坂のエリアを歩き回って鑑賞するという仕組みになっていた。
この里山の風景を愛し、長く地域の方との交流のあった作家もあり、歳を重ねるごとに人気のイベントであったが2016年を最後に惜しまれながら幕を閉じている。
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