イメージを膨らませながら作る過程もアート!!

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西宮船坂ビエンナーレ

2012年10月21日(日)から始まる第2回 西宮船坂ビエンナーレ。今年は海外からのアーティストも含めて 48組54人の作家さんが参加される。
夏休みを利用して、すでに船坂で作品作りをはじめられた方もある。その一部をレポート!!
今年は、旧船坂小学校を含むエリアと棚田エリアに加えて、一部、蓬莱峡も舞台になる。
秋の船坂の里山の風景の中で、今年はどんな作品と出会えるのだろう??

☆後藤章子さん(名古屋在住 )
旧船坂小学校のランチルームでガーゼを切っておられるところに出会った。お盆休みを利用して船坂に逗留中。草木染めをされているという。
建物の横に回ってみると、すでにこれまでに染められた布が風にたなびいていた。洗濯機で洗い、熱湯につけて糊分を落として染めていく。材料は、船坂にある植物たち・・・杉、どんぐり、茅、セイタカアワダチソウ、赤じそ・・・。同じ素材でも微妙に色が ちがったりするのが、草木染めの魅力。「思った色がでない事もあるんです・・・」
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「船坂の色に染めたこの布で、文孝さんの温室の屋根を飾るんです!!まだまだ、途中段階なのでどんどん変化するかもしれません。」と楽しそうにお話ししながら、次々と洗濯機を回していた。
「お昼はもう済んだの??」と地元の方が優しく気遣いの声をかける。作家さんと地元の方々の交流が見えた。
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☆佐々文章さん(芦屋市在住)
関西学院大学の弦月会の事務局もされているという佐々さんは芦屋からなので週末を利用しての日帰り。「サラリーマンなので時間がなくて、少々焦ってます。弦月会の現役の学生も巻き込んで作品作りを出来たらいいなと思っています。」
校庭横の大きなクスノキを剪定し た枝を使った立体作品ができるそうです。校庭の隅には昨日切り落とした大きい枝が何本も積み上げられていました。「これからは、ひたすらこの枝を削る作業に入ります・・・。」
これまで、通過点だった船坂を認識するようになったのは、やはりビエンナーレがきっかけ。「学生たちにも、ここに通う事によって、新しい 何かが見えて来たらいいな〜と思ってます。」
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西宮船坂ビエンナーレ
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☆野口美香さん 玉置りささん(神奈川在住)
8月に子ども達と一緒にワークショップで作った風鈴を旧船坂小学校の廊下につり下げる。二種類の土に色を付けて焼き上がった風鈴が秋風に吹かれて奏でる音色を想像しただけでも楽しい!!
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ワークショップの時の様子はこちら⇒ 

☆吉田和代さん(神戸市在住)
夏休みに親子でしたワークショップ「絆のドローイング:胎内記憶」。お母さんのお腹の中にいた時を思い出して描いた絵が、ビエンナーレにどのように出現するのだろう?? ワークショップの様子はこちら⇒

 

☆<ふね、やまにのぼる>
これがイベント名らしい。展示というよりは、イベントと言った方がいいようだ。劇作家の岸井大輔さんが8月の終わりごろにロケハンに来られた時にお会いする約束が出来たので、その時にじっくりお聞きします。今お聞きしている範囲では、西宮の浜で集めた流木で舟を造り、その舟を宝塚経由で船坂まで運ぶという。運ぶ工程そのものもイベント。
どこを通って、どんなイベントになるのか?? さあ、どんな事が待ち構えているのか?? ワクワクする!!

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投稿日時 : 2012-08-22 23:55:15

更新日時 : 2023-12-23 00:09:08

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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