壊すなんてもったいない

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茅葺き古民家

偶然が偶然を呼び始まった古民家再生プロジェクト。
船坂にある(株)古材問屋と武庫川女子大学の建築科の学生さん、そこに高槻の(有)河原工房の棟梁が加わっての活動が始まった。

壊すなんてもったいない(古民家再生にかけた想い)

ある日、船坂の古材問屋さんに一軒の家の解体が依頼されて来た。

依頼された古材問屋さんが、解体するのはもったいないな・・・と思っていた時、卒業論文で古材を扱う為に古材問屋さんに通っていた武庫川女子大の学生さんがその話に飛びつき先生を口説いた。

そして同じころ、たまたま材料を探しにこられた高槻の河原工房の社長さんが、またこの話に乗り気になった。

そんな偶然が重なって、武庫川女子大の学生が中心となりたくさんの方々の協力や援助があって始まった。

船坂の古材問屋と古民家の知識が豊富な河原工房が、武庫川女子大学で古民家と古材についての勉強会も行い、その交流の中で有志による船坂古民家再生ボランティアの活動が始まった。

専門知識を持つ知識者(河原工房)、古民家の材料を提供する古材商店(古材問屋)の協力のもと活動が本格化したのは2007年3月。

基本的に月に一度の活動日が第三日曜日

最初の一年で傾き放題だった家を、10トンジャッキであちこちジャッキアップしたりしてやっと水平が保たれて床を張った。

同時に、屋根用の茅を刈ったり、竹小舞作りや土練りもしながら、2009年の春には屋根の一部を葺き替えるまでにこぎつけた。

立ち上げたホームページてボランティアを募集したりして活動中。

屋根を葺き替えたり、壁を塗り替えたりボランティアの輪がひろがって今も修復中。

ご興味のある方は、こちらの古民家族のホームページで!!

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投稿日時 : 2012-07-01 16:25:48

更新日時 : 2023-12-22 21:45:01

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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