当時は蒸気機関車が走っていた有馬温泉と福知山線三田駅を結ぶ鉄道(国鉄有馬線)>>は、大正4年(1915年)に開通した。
今の有馬川緑道は、その線路の後も活用して整備されているというが、その有馬線の痕跡は、今ではほとんど残っていない。
公智神社の近くの橋の親柱の『駅前橋』が、わずかな痕跡の一つ。
有馬温泉へのバイパスの開通(2013年9月14日)とともに姿を消した、山口町中野の十八丁川の谷にあった橋脚(兵庫県の近代化遺産にも登録されていた)は、その近くに歴史を写真などで記した看板が作られている。
残されていた橋脚(2010年) バイパス工事中(2011年) バイパス工事中(2011年) バイパス完成(2012年) バイパス完成(2013年) バイパス完成(2013年)
十八丁川のバイパス 合流点(左:十八丁川 右:有馬川)
西宮からは外れるが、この中野からほんの少し南・有馬温泉にあった『有馬温泉駅』の痕跡の写真を掲載しておく。
現在の乙倉橋が、かつての駅前だった。
山口町の情報はこちらのサイトから>>