近年、気温が一気に上がるので西宮市の南部でも北部でも満開になる時期がほぼ同時だったが、今年はここのところの気温の低下で、久々に南北で桜の満開の時期がずれているようだ。(2022年4月2日記)
南北に長い西宮の一つの特徴で、今年は久々に2度お花見ができそう!!
北部は、ソメイヨシノより少し遅い山桜も楽しめる。
ぜひ、さくらやまなみバスに乗って小旅行を(^_−)−☆
但し、さくらやまなみバスの本数は多くないので、事前に時刻表のチェックが必要です。
また山道を走りますので、気を付けてください。
山口町の桜の名所/有馬川緑道
山口町を流れる有馬川は六甲山から武庫川に合流するまで、南から北へと流れている。
その有馬川沿いには、戦前、有馬軽便鉄道>>が通っていた。
新明治橋から約1.3kmは、その鉄道の跡地が有馬川緑道>>として整備されており、春は桜が咲き誇り、初夏にはホタルが舞い、秋には彼岸花が咲く美しい散歩道となっている。
<2022年4月2日撮影 > まだまだこれからの木もあり気温によっては来週末が見頃??
山口町の桜スポットの情報は、西宮山口のWEBサイトも参考に>>
さくらウォーク開催(2022年4月2日)
いつもは、地域の団体が協力して有馬川緑道で行われる桜祭り。
しかし今年も新型コロナの影響で中止となり、密を避けて参加できるポイントを巡る桜ウォーク>>となった。
各ポイントには地域の方々と一緒に活動する山口中学校の生徒の姿が目立つ。
地域活動に積極的に関わる様子は、見ていても心が暖かくなるが、参加する方々との自然な交流もあちこちでみられる。
この日、山口町郷土資料館では、先着順で美味しいお菓子とお茶の接待もあり、ここでも中学生たちが一役買っていた。
南北を繋ぐ路線/さくらやまなみバス
2009年から西宮市の南北を結ぶ交通機関としてできたさくらやまなみバス>>も、学生や通勤の足として地域にとってなくてはならない路線になっている。
2022年4月2日(土)さくらやまなみバスで山口町へ♪♪
さくらやまなみバスは2系統で走っているが、週末や祝日のダイヤは、午前中は有馬温泉経由となる。
平日は通学や通勤が中心のダイヤだが、休日は有馬温泉中心のダイヤ。(当然そうなるよね(^_−)−☆)
この日、西宮北口駅からの始発8:00のバスに乗り込んだ。
西宮北口➡︎JR西宮➡︎市役所前➡︎西宮戎(中央郵便局)➡︎さくら夙川と止まり、阪急夙川駅で大勢の学生やハイキング客が乗り込むと、もう座席は満席で立つ人も。
西宮北口駅から有馬温泉を経由して、今日の私の目的地の金仙寺口(有馬川沿い)までは、約70分のプチ旅行。
1day チケット>>なら、どこでも気軽に下車できるので便利♪♪
西宮は桜の街・・・あちこちの公園、そしてそして私邸の庭の桜を眺めながらバスは高度を上げていく。海と山が近い西宮ならではのワクワク感^_−☆
柏堂(北山緑化植物園前)と西宮甲山高校前の2箇所で、高校生が降りると立つ人もなくなった。
春の山は『山笑う』と言うが、芽吹き前のモコモコ感の中に、早く目覚め始めた木々の芽やコバノミツバツツジのピンク、タムシバ(コブシの仲間?)の白が目を引く。
盤滝トンネルを出ると、そこは船坂。
ここは標高が高いので桜もまだまだこれから。
船坂バス停近くの船坂川沿いの大好きな山桜の景色ももう少し遅くなりそうだ。
大閤橋の枝垂れ桜を見ながら山口町中野を通って、今日の目的地の金仙寺口で下車。
船坂から乗ってきていた山口中学の生徒も下車。
※ 後で、さくらウォークのボランティア活動だったと判明(^_−)−☆
帰りは、下山口11:48のさくらやまなみバスで帰ったが、この時間帯でも思ったより乗っている人が多く、有馬温泉からの乗客の半数以上は座れないほど・・・・。
この後、白水峡や船坂からの乗客を乗せ甲山高校までは超満員。
終点の西宮北口まで乗車した人も、私を含めて結構な人数だった。
<注>さくらやまなみバスの本数は多くないので、事前に時刻表のチェックが必要です>>。
また山道を走りますので、気を付けてください。
山口町の見どころ紹介
有馬川緑道の桜を楽しんで歩いたが、近くの見所も少しご紹介♪♪
この日『春の企画展』が開催された山口町郷土資料館>>も、無料で見どころ満載の施設。
山口町の歴史や地車など、興味深く展示されている。ただ、残念なのは、土日祝が休館なこと。
有馬川からは西に少し離れるが、延喜式内社で御祭神は木の祖神「久久能智神」の公智神社。
毎年、10月の秋祭りのだんじり巡行は町内の狭い道路を練り歩くのも含めて迫力満点♪♪
西宮市の指定文化財でもある神輿殿の茅葺き屋根が最近吹き替えられたので、とても美しい。
山口町も素敵なカフェや美味しいお店がいっぱい。
今日は、お土産に焼き鯖寿司を買うために雲凌軒>>へ。
山口町の情報は、西宮山口のWEBサイトで>>