阪神間には川の上にある駅が結構多い。
阪神電車の香櫨園駅も川の上にある趣がある駅だ。近畿の駅百選にも選ばれている。
明治40年に開業した時は、右から書く『香櫨園駅』だったが、その後1960年代中頃から一時期は「香枦園駅」と表記されるようになっていた。
その後高架完成時(2001.3.3)に改めて今の『香櫨園駅』という表記になった。
香櫨園という駅名は、大阪の商人である香野蔵治と櫨山喜一によって造られた『香櫨園遊園地』の当時の最寄駅であったことから名付けられた。
(1907年・明治40年に開園した『香櫨園遊園地』は、今の阪急夙川駅に近い場所にあったが、6年ほどで閉園した。)
駅の下を流れるのは夙川。
春には 桜の名所として賑わう。