今年の福男が決まりました。
一番福:山本優希さん 22才 福山市(くじ番号 8)
二番福:伊丹祐貴さん 30才 西宮市(くじ番号 3)
三番福:玉暉活也さん 23才 加古川市(くじ番号 30)
約1500人が抽選に並び108人のAグループとその後ろの150人のBグループを目指しますが、くじに当たった258人の方々は、この厳しい寒さの中大変だったと思います。
今年も、6時の大太鼓を合図に赤門が開きました。
平成最後の「福男選び」ということもあってか、なんと女性初の門押え役に東北の福女・阿部美由紀さんが勤めました。
阿部さんは釜石市で2月に開催されている「新春・韋駄天競争」で、2年連続福女に輝いた方です。
2019年福男選びの編集動画はこちらから➡
今年の開門を担う「開門神事講」のみなさん
午前4時 赤門前に集合し神事の無事を願います。
くじ引きで当たった方の番号順に、参加者の呼び込みが始まります。
石畳に書かれた四角のマスが一人分で、つめ詰めに並んで実際の様子を確認。
参加者を前に、最後の確認が開門神事講の平尾講長から。
「僕にとっては、平成最後の開門神事というより、講社になって10年目ということの方が感慨深いです。」
開門神事保存会から、開門神事講社と格上げされてから今年で10年。
釜石の新春韋駄天競争で2年連続福女になった阿部美由紀さんからは、東北の大震災への支援への感謝と、阪神淡路大震災の被災者との思いなどがメッセージとして届けられました。
午前5時、神社の中では一時間後のために最後の確認が行われます。
まだ赤門に閂をかけた状態で、門押さえの方々の動きも入念に確認。
今年は、釜石の新春韋駄天競争で2年連続福女になった阿部さんが参加されました。女性の門押さえは初めてのことの様です。
本殿で鳴り響く太鼓を合図に、赤門が開くと同時に一気になだれ込みます。
写真を見ると 今年の一番福の山本さんは最初から抜け出そうとしていますね。
<一番最初の曲がり角(天秤カーブ) 赤門を正面に見た場所からの撮影>
最初の天秤カーブを曲がって、石畳の一直線の参道。あっという間に、大勢の人たちが走り過ぎていきます。今年の一番福の人は、常に先頭でしたね。
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審判のクスノキの前後は、色々なドラマが起こる場所です。
拝殿前の坂でも転倒があったようですが、待ち受ける神職に抱き留めてもらうように走り込みます。
開門神事の最後の注意のときにも「神職さんに抱き留められた方が福男なので、抱き止められるように走り込んでください・・・」という説明をうけていました。
三人の福男が記帳し、拝殿に待つ大勢の方々の前に・・・。
大勢の報道陣が詰めかけるなら、嬉しそうな福男三人が取材陣の前で・・・。
一番福の山本さんは中・高は棒高跳びの選手。「8番という最前列のくじを引いたときは、ちょっと緊張しました!!」
2019年福男選びの動画はこちらから➡