今年も2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展が8月19日〜10月9日まで西宮市大谷記念美術館で始まっている。
このボローニャ展と連動して、この期間中に市内にあるたくさんのギャラリーでも、絵本原画展入選作家の個展を始め、見ごたえのある展覧会やイベントが企画されている。
大谷美術館での2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
1964年に始まったイタリア北部の都市ボローニャで開催される絵本の国際見本市は、今年60回目を迎えた。
このブックフェアで行われている「絵本原画のコンクール」には、世界各地から多くのイラストレーターが作品を応募する。
コロナ禍以降、2021年からはオンラインでの応募となり、今年は過去最多の91カ国・地域から4,345組の応募があったという。
大谷記念美術館では、1978年から恒例の展覧会として開催され、毎年多くの入場者のある人気イベントとなっている。
今年の展覧会の特徴
5点1組のイラストを用意すれば誰でも応募できる公募展で、今年は過去最多の91カ国・地域から4,345組の応募があり、日本人5人を含む27カ国・地域の79作家が入選した。
大谷記念美術館では全入選作品が見れるほか、特別展示としてSM出版賞を受賞したアンドレス・ロペス(2022年受賞/第12回)の作品と、ブックフェア60回目を記念して描かれ、会場を彩った20人のイラストレーション20点もあわせて展示される。
展示会の期間や時間など
会期:2023年8月19日(土)〜10月9日(月・祝)
休館日:水曜日
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般1,200(1,000)円、高大生600(400)円、小中生400(200)円
*( )内は前売料金(税込価格)
*前売券はローソンLoppi(Lコード56503)で取り扱い、または美術館にて販売(販売期間:〜8/18)
*西宮市内在住の一般の方は1,000円(要証明書呈示)
*西宮市内在住65歳以上の方は500円(要証明書呈示)
*ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
*心身に障がいのある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
期間中のお楽しみ
①入選作品のうち5点(各作品についき1場面ずつ)の触察パネルを制作
「視る」を超えて -触って-「視る」ボローニャ展2023
触察パネルを触って「視る」という新たな鑑賞のあり方を、多くの方に体験していただける企画。
②館内にフォトスポット設置
展示室内の作品は撮影禁止。
アンナ・アパリシオ・カタラの《ルンバねこ》に登場する陽気な黒猫と一緒に、写真撮影が楽しめるコーナー。
③併設カフェではオリジナルラテアートのカプチーノが楽しめる
普段から、ラテアートに楽しめるカフェでは、入選作家のあお木たかこさん、木村友美さん、さぶさちえさん、スズキトモコさん、チェン・ウェイシュエンさん、寺澤智恵子さん、のご協力で全10種類の絵柄の中から選べる。
*カフェの営業:11:00〜16:00(15:30ラストオーダー)
ギャラリーさんぽ2023
市内にある10ヶ所のギャラリーを含む12ヶ所で、絵本原画展入選作家の個展を始め、見ごたえのある展覧会やスタンプラリーなどのイベントが企画されている。
イベント期間:8月19日〜10月9日まで
各ギャラリーでの詳細などは、ギャラリーさんぽの公式サイトでご確認ください→