この記事は「Wow!」のメンバーが執筆・編集しています。タウン情報誌「あなたのまちにしのみや」に書き切れなかった取材のこぼれ話をメインにタウン情報誌完成までの制作秘話をお届けします。

こんにちは！みんなの大学校の学生あんあんです。

昨年の12月に発刊したあなたのまちにしのみやVol.2では西宮市内のコーヒー店を特集するページを組みました。コーヒー店の特集を組むに当たり私たち学生は各店に取材に行き、そこで貴重なお話をたくさん聞いてきました。今回は紙面には載せきれなかった、貴重なエピソードをこぼれ話として紹介していきたいと思います。

店舗紹介

今回紹介するお店は自家焙煎珈琲ヒイテミルカです。これは取材を開始する前の話になりますが、取材をスタートするに当たり私たち学生とスタッフさんたちでカフェ・喫茶店をピックアップ、手分けをして取材を開始しました。

さて、いよいよ今日はドキドキの取材初日。JR甲子園口から北に徒歩５分の自家焙煎珈琲店「ヒイテミルカ」へ学生のRUさん、あんあん、スタッフさんの３人で向かいました。

挨拶をしてからカウンター席に案内していただきました。店内にはカウンター席６つ、テーブル席が1つあり、ジャズ音楽がゆっくり流れています。

取材開始

まず、学生RUさんの質問からです。来店されるお客様について質問しました。客層は40代から60代の中年シニア層が中心、ひとりやペアの来客が多く、本を読んだり店主とおしゃべりしたりして過ごされるそうです。

そしてヒイテミルカの特徴は自分で豆を挽けるということ！ハンドミルで実際に豆を挽けるのがとても楽しかったです。ガリガリガリガリ…無心でハンドルをぐるぐると回しました。うーんとってもいい香り。だから店名が「ヒイテミルカ」なんですね！ちょっとしたストレス解消になる気がしました。

オリジナルブレンドは「かぶと山」、「AKAI」の２種類あり、マスターがハンドドリップで丁寧に入れてくださいます。私とスタッフさんは「かぶと山」を選びました。酸味が少しあり苦みの少ない味です。RUさんは「AKAI」を選ばれて、深入り豆の苦みのあるブレンドでミルクともよく合うそうです。「本日のコーヒー」は日替わり提供されており、お客様に楽しんでもらえるようマスターが日々工夫されていらっしゃいます。

さあ、次は私の質問の番。コーヒーとの最高の組み合わせについて質問しました。

コーヒーと最高の組み合わせとして提案していただいたのは、ベルギーチョコ「レオニダス」。ベルギー皇室御用達のチョコレートのひとつです。店舗から道路を挟んだところに輸入チョコレート店「レオニダス」があります。ヒイテミルカでもレオニダスのチョコレートを扱っていますので店内でチョコレートを購入することができます。４種類から好きなチョコを選ぶことができますよ。私はミルク味とオレンジ味をチョイスしました。

「おいしい！」と思わず言葉が出てきました。一杯の珈琲で緊張が解け会話も弾んでくるのが不思議でした。取材中でしたが、途中からひとりの客として楽しんでいる自分がいました。

お店の思い

店主は「コーヒーを飲んでほっと一息ついたり、気持ちをリセットしてもらえたら嬉しい」とおっしゃっていました。カップ＆ソーサ―はご夫婦で窯元まで足を運んで選ばれるそうです。信楽焼、美濃焼、丹波焼など…。約30分間の取材を通じて、お客さんにコーヒータイムを楽しんでいただきたいという熱い思いが伝わってきました。

2020年8月オープンした自家焙煎珈琲店「ヒイテミルカ」。緊張している私たちが尋ねる質問にわかりやすく丁寧に答えてくださった店長さんのお人柄も大変魅力的です。近いうちにまた寄ってみたいです。

取材の翌日、みんなの大学校で取材の振り返りをしました。私にとって、とても勉強になりました。そして印象に残る取材になりました。