この記事は「Wow!」のメンバーが執筆・編集しています。Wow!のメンバーが紹介したいまちの情報を記事としてまとめています。
こんにちは。Wow!(ワオ)のあんあんです。2023年2月18日に「ゆめ・まち大人の社会科見学 in 西宮」というイベントに参加してきました。
このイベントは、阪急阪神ホールディングスグループの社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」の一環として阪急・阪神沿線の市民団体などと協働して開催されています。
こどもの頃に学校で体験した「社会科見学」のワクワク感はそのままに、大人になった自分の視点から見る「まち」の魅力や課題を考えることで、「まち」をもっと好きになる、参加型プログラムです。
GPSランナー志水直樹さんの紹介
「GPSアートウォークで魅力を新発見!大人の西宮めぐり」のスペシャルゲストはGPSランナーの志水直樹さんです。志水さんは西宮出身のプロGPSランナー。「世界の果てまで行ってQ」というTV番組に出演されました。日本国内外を問わず地球規模で活動されています。志水さんの活動内容は以下のサイトでご覧になれます。
志水直樹さんオフィシャルサイト www.gps-run.com
「地球がキャンバス。走って想いを描く」カッコいいですね!
スマホアプリを使い、歩いた軌跡を残す
私たち10名の参加者は、鳴尾東公民館で志水さんから自己紹介をうけ、映像を見せていただいたり、活動内容についてお話を伺いました。もとはサラリーマンをしていたこと、その後小学校の教員をしていたこと、そしてGPSランという自分にしかできないことをやってみたいと思い立ったことなどを教えてくださいました。
まず、スマートフォンのアプリ「アディダスランニング」をダウンロードしました。歩いたまたは走った軌跡がGPS機能に記録されるというアプリです。今回は鳴尾東地区をキャンバスに見立て、歩き、西宮にまつわるイラストを描きます。
とても親しみやすいお人柄で「どちらから来られましたか。」、「このイベントは何で知りましたか。」と参加者に気さくに声をかけられていました。
みんなで一緒に歩くのは楽しい!
さあいよいよ出発!10代の大学生から年配のご夫婦まで幅広い年代の方が歩き始めました。「この辺りは平地が多いですね。普段は自転車に乗ることが多いです。どちらからお越しになりましたか。こんなところに銭湯があるね。商店街のBGMが珍しいね。」と話したりしながら進んでいきます。
人見知りの私あんあんですが、歩きながらのおしゃべりはとっても楽しかったです。スマホの料金プランや就職アドバイス、生きがいや健康管理についてなど初対面にもかかわらず話がはずみます。
ゴールは多世代をつなぐ場、まちカフェなごみです。スマホを取り出して軌跡を見てみましょう。何が浮かび上がるでしょうか。西宮といえば西宮神社。神社といえば「鳥居」の形。へえー、なるほどー。と歓声があがります。歩いてきた軌跡がつながって目に見えるのは達成感が味わえますよ。
イベント後のお昼ご飯は、就労移行支援事業所Wow!(ワオ)さんが作った「みんなのカレー」を志水さんの隣の席で頂きました。世界的に有名な人の隣にいるにもかかわらず、まったく緊張していない素のわたしがいました。これには人と人との垣根を取り払うような活動をされていること、つまり楽しみながらみなさんと一緒に歩くことで身体がリラックスし、こころにもよい影響を与えているのではないかと感じました。
場と場、そして人と人をつなぐプロ
文字やイラストのアイデアはどうされているのですかと尋ねてみました。「地図を見ていたらぱっと浮かぶんだよ。」と志水さん。「(歩いていると)自分らしい。自分も楽しい。」と笑顔。そして「どうやったら楽しいかな。どうやったら面白いかな。」と想像しワクワクしながらこのお仕事に向き合っておられる様子がありました。
GPSランナー志水直樹さんは場と場をつなぎ、人と人をつなぐプロフェッショナルだと思います。
24日間台湾GPSマラソンを応援しよう!
今春、日本と台湾で大型イベントを予定されています。台湾では5月18日~6月10日に「24日間連続フルマラソン!炎天下の台湾1周を走り1100㎞のGPSアートを制作」するという大きな挑戦の準備中だそうです。台湾を走って1周するなんて…想像がつかない。お体に気を付けてがんばってくださいね。応援しています。
ゆめ・まちプロジェクト事務局のイベントレポートはこちらから下記リンクお読みいただけます。