別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)。
中国原産で、日本全国の道端や田んぼのあぜ道などでよく見かける。
秋の彼岸のころに、急に花茎が伸びてきて鮮やかな赤い花だけが咲き、その後葉が伸びてくるという珍しい習性。
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地下の鱗茎(球根)に強い毒性がある有毒植物でもあるところから、田んぼの味道に植え、モグラから田んぼを守ったという。
毒があるという事や、その真っ赤な花の色から不吉な花ともいわれることもあった。
最近は園芸品種も多くなっている。
西宮市内では、山口町の有馬川緑道>>にその時期になると真っ赤なベルトになるぐらい増えているが、これは元々、西宮流(にしのみやスタイル)が球根を提供したことから植栽が始まった。
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2008年に最初の植栽をした後、地元の方々が県の緑化基金も使って年々 増やしてきて今では秋の風物詩の景色となっている。
2021年にも、6500球ほど追植えしている>>
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船坂>>の「舟坂橋」バス停の少し西側にある田んぼのあぜ道にも植えたが、ここも秋の稲穂や最近は真っ白いそばの花との対比が美しい風景を作ってくれている。
そばの花とヒガンバナ(2020年) 2018年の稲穂と彼岸花(船坂)