1月18日~19日:門戸厄神東光寺の厄除け大祭

門戸厄神

高野山真言宗のお寺で、正式名称は「松泰山東光寺」。「西国薬師霊場第二十番」「西国愛染十七霊場第ニ番」「摂津国八十八箇所第七十六番」。ご本尊は薬師瑠璃光如来。
一般には「厄神さん」の呼び名で親しまれている日本三体厄神のうちの一つ。

門戸厄神では毎月19日は厄除け例祭をおこなっているが、毎年1月の18日・19日は特別な大祭となっている。

門戸厄神東光寺のご案内

高野山真言宗のお寺で、正式名称は「松泰山東光寺」。「西国薬師霊場第二十番」「西国愛染十七霊場第ニ番」「摂津国八十八箇所第七十六番」。ご本尊は薬師瑠璃光如来。

一般的に「厄神さん」という呼称で親しまれているのは、厄除開運の厄神明王が祀られているから。
嵯峨天皇が41才の厄年の時に愛染明王と不動明王が一体となってあらゆる災厄を打ち払い、魔を退治する力を夢の中で感じ悟られ、その夢を聞かれた弘法大師は自ら白檀木に愛染明王と不動明王が一体となった明王像を3体、刻み祭られた。
そのうちの1体が東光寺に伝わる厄神明王で、厄払い・厄除けに参拝する人が多い。

門戸厄神

人形供養や写真供養なども行われているので、門戸厄神のWEBサイトで確認しよう!!

門戸厄神

門戸厄神のWEBサイトでの境内図>>

厄除け大祭(1月18日・19日)

毎月19日は厄神明王のご縁日だが、新年のこの日(1月18日・19日)は特別で、門戸厄神厄除け大祭といい、柴燈大護摩が焚かれ大勢の参拝客で賑わう。

<厄除け大祭>
1月18日 14時から柴燈大護摩供厳修
1月19日 10時から柴燈大護摩供厳修
     14時から厄除祈願法会
結界がはられた大護摩道場で、修験者たちによってとり行われる様子は大迫力。

門戸厄神東光寺

オンライン特別祈祷

コロナ禍になって、最近はオンラインでの祈祷も行っている。
ご自宅から参拝でき、お札は後日郵送される。
オンライン祈祷については、門戸厄神のWEBサイト>>

厄神へのアクセスと18日19日の交通規制

厄神さんへは、阪急電車今津北線の門戸厄神駅が最寄。
今津線は西宮北口駅から門戸厄神・宝塚方面の北線(6号線・7号線乗り場)と今津行の南線(5号線乗り場)に分かれているので気を付けよう!!

今津線の宝塚行ホームには、大きな看板がでている


門戸厄神駅からは、この二日間は混雑を避けるために一方通行で誘導されるので人の流れに沿って歩こう。
厄神さんへは坂道を登ることになるので徒歩約10分ぐらい。

厄除け大祭の期間中は、車での参拝は控えた方がいい。
門戸厄神周辺が交通規制され車の侵入が出来なくなるので、平時の門戸厄神の駐車場もすべて利用できない。

2023年の交通規制図

交通規制図をpdfで見る>>

交通規制となった道路の両側にずらりと露店が並ぶが、南行の一方通行になっているのでお参りをすませた帰り道にゆっくり楽しもう。

<ご注意>
門戸厄神駅から、西宮北口方面に戻られるとき、西側の改札口からホームに入ると反対側(西宮北口行)のホームに行くには階段しかない。(エレベータがない)
車イスの方や階段の上り下りがつらい方は、踏切を渡って東側の簡易改札に回る方が便利。(但し、そちらには券売機がないのでご注意!!)

宝塚行きのホームにある臨時改札。ただし近年はここが開くことがなくなっている。

厄とは災いではなく、人生の節目

厄神さんのWEBサイトには「厄とは災いにあらず、人生の節目に反省を促す昔人の知恵です。「厄」には「苦しい、災い、節」という意味があります。そもそも「厄」は「役」に通じるといって、必ずしも「災難に遭いやすい」ことばかりが強調されてきたわけではありません。」と書かれている。

厄年を人生の節目と考えながら、厄除けを祈願してみよう。

また厄年は満年齢でなく数え年で考える。新年になって誕生日までは満年齢に+2歳。誕生日以降なら+1歳となる。
お参りは、新年から節分までに行くのがいいようだ。

厄年はこちらから確認>>

ご縁のある名物のご紹介

門戸厄神
参拝の後は、南行き一方通行の露店を楽しもう(過去の写真)

参道にはたくさんの屋台も出るが、 厄除乃酒「厄神」 「あうんサブレ」 「 厄除饅頭」「濃梅(梅酒)」 などの名物も探してみよう。

門戸厄神
 厄除乃酒「厄神」
門戸厄神
「あうんサブレ」
門戸厄神
「 厄除饅頭」
門戸厄神

余裕があれば、こんなところも見ておこう!!

門戸厄神
門戸厄神
表門(42段の男厄坂を上がったら表門)
門戸厄神
中楼門(右側の階段は33段の女厄坂)
門戸厄神
中楼門の天井画
門戸厄神
金箔宝珠
門戸厄神
薬師堂
門戸厄神
延命魂

表門の近くに、四国八十八か所のミニめぐりが出来る場所もある。

門戸厄神 八十八ケ所

また近年は、厄神龍王を描いた迫力ある30メートルの壁画もあり、見どころの一つとなっている。

原画制作は、ファイナルファンタジーにも関わられている内尾和正氏が担当されているという。

投稿日時 : 2023-01-09 13:22:31

更新日時 : 2023-01-14 14:14:34

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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