原作では、沿線の大学とだけあって、実際の名前は出て来ていませんでした。が、映画では「関西学院」と校名が出ていましたね。
ここでは土曜日毎に二日間にわたって撮影がありましたが、どちらもとても素晴らしい秋晴れの日でした。 映画でも奇麗な関学でしたね。
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ここには谷村美月、勝地涼、玉山鉄二、有村架純が勢揃いしました。
正門前では、櫓を組んだり、クレーンにカメラを取り付けての撮影がありました。少し色づいた甲山を背にした美しいキャンパスです。
ここでは、悦子が圭一と美帆のカップルに呼びかけるシーンの撮影でした。
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ちょっとおバカな社会人の彼氏(玉山鉄二)に行っておいでと促されて、悦子(有村架純)が校門に走りよるシーンがありましたね。監督が悦子に演技指導。午前中の撮影と午後からの撮影では、太陽の光が違うので照明の数や反射板の使い方でカバーするんですね。
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関学の撮影のエキストラはやはり関学生さんが多かったようですね。
エキストラ担当のスタッフが学生達にてきぱきと指示し、携帯電話を掛けながら歩く人、カップルの役割の人、運動部の一団、ペットボトルの水を飲みながら歩く人・・・などなど、役割が振られます。
最初の動き出しの立ち位置を決めて、テスト/本番となんども何度も歩いてました。何回するのか??なんて全然分かりませんから、「俺、もうペットボトルの水なくなった・・・」と慌てている人もいましたね。
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G号館では、学食にいる圭一がヘリコプターの音に反応するシーンが撮影されました。照明さんがモニターを食い入るように見つめています。外の足場の上に置いた照明のあて方などがここから指示され、テスト/本番と進みます。
写真はないのですが、この他にも関学では 美帆(谷村実月)がオオバコを摘むシーンもありましたね。関学構内の新池のほとりでした。
ちなみに・・・
正門の「関西学院」と書かれた門柱の横に 、悦子が黙って佇むシーンがあるのですが、その映像にかぶせるように「う〜ん、かんせいがくいんか〜」と進路指導室の先生の声がかぶります。地元の高校の先生なら「かんせいがくいん とは言わずに かんがく」と言う所でしょうが、ここではきちんと正式名称でしたね。