有川浩さんの「阪急電車」(幻冬舎)が原作の映画。
宝塚駅から西宮北口駅まで8駅を約15分で結ぶ阪急電車今津北線に乗り合わせる様々な乗客の人生がトライアングルのように絡み合う。
別れもあるが、出会いもあり、恋も始まる。
それぞれの駅の特徴を背景に起こる物語が映画化された。
2010年初冬に撮影され、2011年4月末からロードショーとなった。
監督 三宅喜重
原作 有川浩
脚本 岡田恵和
キャスト 中谷美紀 戸田恵梨香
南果歩 谷村美月 有村架純 芦田愛菜 小柳友
勝地涼 玉山鉄二
宮本信子
2011年3月11日の東日本大震災(3.11)のあと、一旦は公開自粛(延期)という話も出たようだが「人が前向きになれる、笑顔になってもらえる作品だから・・・」と予定通りの封切となったと聞く。
映画製作に協力し、ロケハンからサポートした『西宮流』は、映画のエンドロールに名前を連ねている。
映画のロケ紹介記事
実際に運行している阪急電車のダイヤの間を縫って、俳優や撮影クルー、大勢のエキストラを乗せた臨時列車を走らせ、各駅で乗り降りの演技も入るという撮影は撮影スタッフもさることながら、阪急電鉄の大きなバックアップあってこその撮影だった。
ダイヤ編成の紙を片手に、現場での事故のないように張り付かれていた職員さんのご苦労は大きかったと思う。
約1か月間の撮影という異例の速さでの撮影も、運行中の電車での撮影ということもあって長く伸ばすことができなかったのだろう。
映画のロケ紹介記事はこちらから➡
写真で見るロケ地紹介
ロケ地ガイド
4月末からのロードショーが人気となり、映画の上映期間中から上映後にかけて、西宮流のスタッフがロケ地巡りのガイド役も果たした。