神戸・川西・西宮とオール兵庫ロケで撮影された映画「繕い裁つ人」がいよいよ来年1月31日全国公開される。
監督は『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』の三島有紀子。
主な出演者は中谷美紀・三浦貴大・片桐はいり・黒木華・杉咲花・中尾ミエ・伊武雅刀・余貴美子など
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講談社『ハツキス』にて連載中の人気漫画『繕い裁つ人』の映画化が決定。この度 2015年1月31日(土)より ギャガ配給にて全国公開いたします。
主演は『嫌われ松子の一生』で日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞など映画各賞を総ナメにし、『ゼロの焦点』『阪急電車〜片道15分の奇跡〜』など、高い演技力に定評がある、中谷美紀。
監督は、『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』で優しい雰囲気の中に、スピリッツの効いた作品を手掛ける、三島有紀子が務めます。そしてこの度、本作の主題歌をこれまで数々のドラマや映画に楽曲を提供し、2015年にデビュー20周年を迎える平井堅が主題歌を担当することが決定しました。
2014年5月28日にリリースされたコンセプトカバーアルバム「Ken’s Bar Ⅲ」に収録されている、財津和夫の70年代に発表された超名曲を平井堅がジャズのテイストでカバーした楽曲「切手のないおくりもの」
三島有紀子監督自らが平井堅の歌うこの楽曲に惚れこみ、「主題歌はこの曲しかない!」と熱烈にオファーをし、今回のスペシャルコラボが実現しました!
歌詞登場する、様々な”あなた”に歌を届ける「私」と、依頼主の心に寄り添う洋服を作り続ける、中谷美紀演じる「市江」の生き様がぴったりリンクし、作品の世界観がより一層広がります。
<映画配給会社:ギャガ株式会社のホームページより>
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大きな動きのない静かな作品だが、地域の人に愛されていた祖母の作った服の仕立て直しやサイズ直しを頑固に守る南市江(中谷美紀)が、人を変える服の力を信じるデパートマン・藤井(三浦貴大)の言葉に、自分のオリジナルの「その人の一生に寄り添う一着」を作ることをやがて決意するようになる。
仕立屋の映画が撮りたかったという監督・三島有紀子さんは神戸女学院大学出身。
神戸や川西でのロケが多い作品だが、重要な場所として西宮市内の洋服店と神戸女学院の図書室が出てくる。
『あなただけの特別な一着を仕立てます。』・・・海の見える場所に建つ南洋装店。
そこで織りなされる人間模様は、あらためて人の幸せや物を作る人の想いを考えさせてくれるような気がした。
(c)2015池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会
ロケされた西宮市内の洋服店では、店内にロケの記念の写真が一枚だけ飾られていた。
「映画のロケなんて初めての経験でした。早朝から深夜までの撮影では店内の棚のガラス戸が反射するからと全て外したりいろいろありましたが、創業95年を迎える来年に映画が公開されると聞いて感激がより大きくなりました。私たちは映画の一部分しか知らないので、どんな映画に仕上がっているのかとても楽しみにしています。友人や知人にも宣伝したいと思います。」95年という伝統を受け継ぐ三代目の店主さんご夫婦が気軽に取材に応じてくださった。
西宮では、阪急西宮ガーデンズ内の「TOHOシネマズ西宮OS」で2015年1月31日より上映される。
<追記>
この映画、もうひとつ西宮に関係が深かったことが判明!!
苦楽園口駅に近いアンティークの雑貨とカフェのお店「KICA」さんが、古い道具などを提供されているようです。
エンドロールには「KICA」のロゴがでることでしょう!!