新型コロナは自粛生活だけではなく、今後はこれまでと全く違った生活スタイルを考えていかないといけないようだ。
様々なところで悲鳴や混乱の声が聞こえてくる世の中になっているが、地域情報サイトとしてできることはやはり『情報をお届けすること!!』
そんなコーナーがきっかけで、リアルな場での新しいコラボレーションが生まれ、5月14日の読売新聞の朝刊に「夙川の洋菓子店・エルベランと移動花屋・こまめ屋」の記事が掲載された。
(今後 毎週水曜日に店頭のテラスでお花の販売あり!)
移動花屋・こまめ屋からの「新型コロナで花の需要が一気に少なくなり、廃棄するしかない生産者が増えている。すこしでも花を売る場所が確保できれば移動花屋として販売したい!!」という記事を目にした夙川の洋菓子店・エルベランの柿田衛二オーナーシェフが「今は使っていない店先のカフェスペースで販売しませんか?」と即座に応じられ、毎週水曜日のお花の販売が決まった。
元々、従業員の働き方も見直す取り組みをはじめ、生のケーキを売らない日を作っておられた柿田さん。
エルベランと取引のある原材料を提供している生産者の顔も見れるような取り組みも始めようと計画していた矢先にこの新型コロナの感染拡大になり、イベント的なことができなくなっていた。
「ケーキも花も文化です。元々、ケーキと花のある暮らし!と言ってきていましたから。」
「いま、全国的に牛乳の消費が少なくなって乳業メーカーも困っています。うちが取引している鳥取の乳業メーカーから仕入れた牛乳やバターも売っています。大変な時にはこうしてつながって乗り越えたいですね。お客様も従業員も、お互いの感染リスクを減らすために 今は営業時間も短縮していますし、生ケーキも最初にセットにしたものを箱で買っていただいています。ここに毎週水曜日にお花が加わります。」
この日もケーキを買いに訪れた方が「あら、お花があるっていいわね。」と手に取られていた。
エルベランの店頭に設置されていた「マスクがドレスコードです!」というアナウンスも、とても素敵な表現だと思った。