宮っこ同士のご夫婦が西宮の苦楽園口に念願のお店を開いた。
店名は『豆仁』。カシューナッツの専門店。
西宮市松生町12-21、越木筋に面したガラス張りのシンプルなお店。
白い壁の店内には、中村さんのDIYによるカウンターと商品棚が並び、季節ごとに若干のア イテムが変わりながら16種類ほどのフレーバーが揃うカシューナッツ専門店。
整体師をやめて、豆仁を立ち上げる時からずーっと奥様と二人三脚。
「カシューナッツの専門店でやっていこう!と決めてから約2年。本当にたくさんの方に支えていただき、応援していただきました。お客様の期待に応えられるようにまだまだ、これからも進化していきす!!」と奥様お手製のお揃いのエプロンに身を包んだ中村誠一さんに、明日が開店という忙しさの中で取材させていただいた。
「ナッツって、自然のサプリメントなんですよ。」バランスのいい栄養価を含むナッツは、60%の油分があるが、フレッシュで良質な油分は、血管内の悪玉コレステロールを洗い流してくれる働きがある。中村さんの扱うカシューナッツは、世界一の生産地のベトナムホーチミン産。「豆仁」を立ち上げると決めた時に行ったホーチミンで味わったカシューナッツの美味しさに衝撃を受けたという。 現地で最高級品を買い付け、いろいろな味をコーティングしている。そのコーティングの素材にも徹底的にこだわり、なるべく化学調味料や着色料は使わない方針だ。「一粒食べていただいた時のお客様の笑顔をが楽しみで、いつも大切にしてきました。」 その美味しさが評判となり、あっという間にリピーターを掴んでいった。
小さい頃から野球一筋だった中村さんが野球を断念しないといけなかったのは腰の故障だった。トレーナーの治療を受けているうち、整体師への道を歩むようになった。
しかし、口コミで評判になるに従って難しい病気を持った人とも出会うようになっていく。 「きちんと治療するためには、その病気のことも知らないとけないと思うようになり、いろいろ思い悩みました。悩むなかで、病気になってしまった後の治療も大切だけれど、病気にならない体つくりが一番大切なことじゃないかと思うようになって・・・。」 もちろん整体師として体つくりに関わる道もあったが、実は中村さんのお父様が昔から『食育』の大切さを訴える自然食品の会社をしていたということもあり、整体師からの転職を決めたという。
豆仁のチラシやホームページには次のように書かれている。
・日頃から甘いものばかり食べすぎていませんか。
・油ものや、塩分過多のものを好んで選んでいませんか。
・化学調味料や着色料、保存料が入った出来あいのものばかり摂取していませんか。
食を整えることは、体調を整えることに直結しています。
最初は、輸出を主に考えていたので海外でも分かりやすいようにと「Kobe Premium」としていたお店のロゴも、店舗の開店とともに「Kurakuen Premium」へと変更した。
こだわって仕入れたナッツを、こだわりの製法で仕上げる。
「健康にいい物を美味しく食べていただきたいですから、食感にもこだわっています。 僕たちは常にお客様の反応を聞きながら販売していますので、逐一、工場の方にもフィードバックしています。お客さまの声が届くことで、職人魂に火がつくんですね。フレーバーのコーティングの工程ひとつにしても、味や食感に直結するんです。」
この二年間で新商品も次々と誕生してきた。たくさんあるフレーバーの商品は季節によっ てラインナップを変えている。
「味覚って個人差もありますが、季節によっても大きく左右されるんです。夏には夏の口 に、冬には冬の口になるんですよ。」
今回、お店のオープンに合わせてこだわって開発したのは『塩桜カシュー』 桜は西宮の花でもあり、夙川沿いの桜並木を思い浮かべて開発した。
桜の葉の塩漬けを使った自然の風味は、豆仁の代表作になるのではないかという自信作だ という。
「今でも、豆仁を通じて整体師をやっていると思っています。」もともとナッツは嫌いだったと いう中村さん。でもその栄養価に着目し、ホーチミンで食べたカシューナッツにカルチャーショックを受け、今や豆の伝道師。
「まだまだ多くの方にナッツの栄養がどれだけ体にいいのか知っていただきたいですし、微力ながら健康のメカニズムについて僕の知っていることをお客様にお伝えできたらと思います。」もちろん、これからも催事は大切にしていくという。
株式会社 豆仁
住所:西宮市松生町12-21(最寄駅は阪急苦楽園口駅)
営業:水・木・金・土 12:00~19:00(但し、毎月最終土曜日は定休日)
電話:携帯 090-7501-3864
Email:mamezin02@gmail.com
ホームページ:http://p-n796.wix.com/mamezin
株式会社 豆仁
[住所] 西宮市松生町12-21(最寄駅は阪急苦楽園口駅)
[営業時間] 水・木・金・土 12:00~19:00(但し、毎月最終土曜日は定休日)
[電話] 携帯 090-7501-3864
[Email] mamezin02@gmail.com
[ホームページ] http://p-n796.wix.com/mamezin