阪神米穀

阪神米穀

『えべっさんのお米』でよく知られる阪神米穀は、西宮浜に本社工場を持つ。
創業は1951年(S26年)。

阪神淡路大震災以前はJR西宮駅前にあったが、
駅前再開発でこの西宮浜へ移転した。
「昔は、国鉄(今のJR)の貨物での輸送が中心だったのですが、
最近はトラック輸送が中心になっていたので鉄道に近い必要はなくなったんです。」
昔とは違って、工場内は殆どがオートメーション。
きちんと見学コースがあったり、調理実習室もある。
実習室などを使って、実際に食べて研究することも多いという。

最近は、えべっさんトレースシステムがあり、
購入したお米の生産履歴をスマートフォンやパソコンで見ることができるという。
ただし、対象でない商品もあるので注意。確認はこちらから>>

最近よく見る無洗米の作り方は3種類。
  糠で洗う(BG製法)
  霧状の水で洗う(スーパージフライズ)
  タピオカで洗う(TWR製法)

また「ブレンド米」は複数のお米のいい所を引き出すように、
コンピューター管理でされる。
おいしいお米を安定供給するための大きな技術。

「えべっさんのお米」を扱う会社だけあって、
社内には西宮神社の分社が祭ってある。
毎月一度、西宮神社から神官が来られるという。
「えべっさんの米」のロゴは、先代の宮司の揮ごう。

投稿日時 : 2020-07-05 13:24:44

更新日時 : 2022-10-01 12:51:19

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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