全世界のアニメファンを対象に「アニメ聖地WEB投票」を行い、毎年「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」が発表され、西宮は『涼宮ハルヒの憂鬱』『長門有希ちゃんの消失』のに作品の聖地として選ばれている。
その認定プレートが、アクタ西宮にある北口図書館に再設置された。
『日本のアニメ聖地88』認定プレート再設置
2019年に初めてプレートをいただいて以来、西宮北口駅の聖地・駅前公園前にあった野村證券のショーウィンドーに認定プレートが飾られていたが、昨年9月に野村證券が移転し、そのプレートを飾る場所が宙に浮いていた。
ファンからは心配する声も届いていたが、この度、アクタ西宮にある北口図書の中に再設置されることになった。
認定プレートの近くには、もちろん涼宮ハルヒシリーズのライトノベルも置かれていて、このコーナーだけは撮影可能となっている。
また、同時に授与された御朱印は、北口図書館からも近い聖地・珈琲屋ドリームに置かれている。
初めて認定プレート受け取った時の様子
2019年の授賞式の時には、長門有希の声優の茅原実里さんもお祝いに駆けつけ、西宮市長も同席したセレモニーとなった。
涼宮ハルヒシリーズとは
作品の内容は、一言で言えば学園SF物語。
涼宮ハルヒという女子高生が主人公で、その同級生のキョンの一人称の形で物語が進んでいく。
原作の筋立てがとても面白く幅広い年齢層の根強いファンを持つ作品だが、アニメを見ると西宮の見知った風景がふんだんに出てくるので、邪道だが市民としては背景を見るだけでも非常に楽しい。
その涼宮ハルヒシリーズは西宮市出身の出身の作家・谷川流氏の作品で、2003年から今までに12巻発行されているが、まだ完結していない。
作品がアニメ化された時は、まさに西宮の風景がそのまま描写されていて、現在の聖地巡礼の原点ともなっている作品で、海外にも多くのファンがいる。
発行されて20年以上も経つが、時を超えて若い人たちの心を掴み、新しいファンが増えていく作品となっている。
これまで西宮流(にしのみやスタイル)があげてきた『涼宮ハルヒシリーズ』に関する記事はこちらから➡︎
西宮流が応援してきた涼宮ハルヒシリーズ
2007年にスタートしたウェブメディアの西宮流(にしのみやスタイル)は、2012年に初めて関連イベントを企画して以来、さまざまな場面でこの作品に関わり続けてきた。