今年は寒い時期が短かったので、このままでいくと桜の開花が早くなりそうですね。
桜といえば、ソメイヨシノが圧倒的に多いのですが、実は桜ってものすごーくたくさんの種類があります。
栽培品種も数多くあり、種、変種、自然交配をあわせると600種類にも及ぶのではないかといわれているようです。
そしてこの時期、桜の街・西宮には、市内のあちこちの公園でも早咲きの桜が見られます。
10月頃から次々に咲く『十月さくら』もありますが
今咲き出しているのは、寒桜系の桜のようですね。
六湛寺公園でも『修善寺寒桜』が咲きだしています。(2019/03/05)
ピンク色が濃いので、よく目立ちますね。静岡県修善寺町にちなんで名付けられて、カンヒザクラの系統ではとても大きく成長する桜の一つだそうです。
大関の近くにある大東公園でも、早咲きの桜を見つけました。
まだつぼみですが、もう今にも咲き出しそうですね。
かなりの老木でしたが、こちらは名前が分かりませんでした・・・(;’∀’) (2019/03/05)
この桜、西宮オリジナルの桜の4種類目だったようで、公募で『今津紅寒桜』という名前に決まりました。(2020年1月)
阪神甲子園駅に近い八ツ松公園に『シナミザクラ』という早咲きの桜を見つけました。
漢字で書くと「支那実桜」と書くようで、元々は中国産で果実を食用にする品種のようですね。さくらんぼの桜って、早くに咲くようですね。(2019/03/05)
あなたもお近くの桜を探してみてくださいね。。。。。。
阪神甲子園駅に近い八ツ松公園では、先週の『シナミザクラ』は散り始めました。
そのかわりに『雛八丈桜(ハナハチジョウサクラ)』がほころびかけています。
八丈島産の淡紅白色のオオシマザクラにフルサトザクラ(ヒナザクラ改名)を交配して出来た、栽培品種だそうですが、交配してできた品種を20年ほど前に交流のあった西宮市北山町の植物生産研究センターに1本寄贈していただいたようです。
センターではその後、苗木を増やし鳴尾地区を中心に配布し、その中の1本のようです。
今では、市内に数本しか残っていないといいます。
今でも自治会長の長畑さんがお世話され、大きな木に育った濃淡のあるピンク色のヒナハチジョウはひときわ目立ちます。(2019/03/11 咲き始め)