阪神間モダニズムの一つの大きなシンボルでもある武庫川女子大・甲子園会館。
ご存知の方も多いが、旧甲子園ホテルとして誕生したが、第二次世界大戦前後の大きな流れに飲み込まれるように ホテルとしての期間はわずか9年ほどと、本当に短かった。
しかし、東の帝国ホテル・西の甲子園ホテルと並び称され上流階級の社交場でもあった。
戦後、アメリカの将校の宿舎としても使われたが昭和40年になって 武庫川学院が譲りうけ現在に至っている。
西宮でもいろいろな映画の撮影が行われているが、甲子園会館の建物が使われることが非常に多い。
2015年8月8日に公開される映画「日本の一番長い日」でも、天皇陛下の居室など重要な場面で甲子園会館の建物が使われている。
ロケ地となった映画の公開を記念して、いつもの通常の見学にロケの裏話情報も加えた特別な見学会が8月8日から行われる。日程の詳細情報はこちらから⇨
昭和天皇役をされた本木雅弘さんの歩かれた場所を辿ってみませんか??
映画に出てくるあの場所で、映画の世界に浸ってみませんか??
もちろん、ここでは撮っていない映画の場面の俳優さんの演技パネルも展示されます。
過去にも甲子園会館ではたくさんの撮影が行われている。
原節子さん『新しき土』(旧甲子園ホテルの時代に撮影された映画)、吉岡秀隆さん『ALWAYS 続 三丁目の夕日』、田村正和さん『球形の荒野』などのパネルも展示されるという。映画好きの方にはたまらない企画!!
見学のお申し込みは随時。直接武庫川女子大甲子園会館まで⇨