阪神淡路大震災から20年に寄せて VOL.4

あの日から20年後の1.17、見慣れたエリアを少し歩いてみた。ここ段上町も被害が大きかった場所。
「当時は土壁や畳、埃などが一緒になった独特な匂いがあったな~」などと思いながら、その後区画整理もされ新しくなった町並みを歩いた。
ゆっくり歩くと、20年の歳月が 止まったままになっている場所もまだたくさん見つかる。
お庭にあった石がそのまま空き地となった隅っこにあったり、かつての細い道路の片側がその後は家が建つこともなくそのまま駐車場になっていたり・・・・。

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 段上町は震災の後大規模な区画整理が入り、田んぼや畑の真ん中に新しいまっすぐの道路が縦横にできた。
 

上大市のポンプ場は給水車が来てくれるまでの間、大切な水を汲みに行ってとてもお世話になった場所。あの時はトイレに流す水もなかった。。。。。

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震災の後、長い時間をかけて再建された水天宮と段上八幡神社。
 
コープ甲東園の横を東西に走る新幹線の架設が大きな被害を受けたのはマスコミにも大きく取り上げられた。
線路の枕木がぶら下がるようになっていた箇所は、あっという間に囲いが設けられて復旧作業が急ピッチで行われた。

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このあたりの最寄駅となる甲東園駅周辺も大きな被害があった。
駅前ビル(ニューコートー)が傾き、道のあちこちを建物の倒壊がふさいだ。
  
阪急今津線の上にかかる新幹線の橋脚がここでも崩れ、阪急今津線は門戸厄神駅の南側の171号線の跨線橋の崩壊とともに、復旧までには時間を要した。
 

思い出したくないこと、忘れてしまいたいこともある。
でも、忘れてはならないこともたくさんある。
思いは人それぞれにあっていいと思うが、今の景色の中に、あのときの爪痕が見え隠れしているところも多い。語り継ぐためには必要な風景かもしれない。
<傷ついた当時の風景は、下記のサイトで検索してみてください>

『阪神・淡路大震災』関連情報 >>>

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投稿日時 : 2015-01-18 15:52:32

更新日時 : 2023-12-26 17:04:32

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
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