西宮流(にしのみやスタイル)として、昨年後半から旧船坂小学校跡施設の利用のための企画に携わっています。
そんな企画の一つとして開催した、船坂で活躍されているランチやカフェ・加工品のグループとケーキハウスベルンの倉本洋一社長の交流会がきっかけで 「Happy Farm はじめの一歩」という取り組みが2014年4月12日にスタートしました。
<標高が約400mの船坂は今が桃や桜が満開。裏六甲の山並みには白く「たむしば」の花が咲いています>
「Happy Farm 」構想は「子ども達と一緒に土に触れ合い、命を育み、生きる上で本当に大切なモノ・コトに気づいてもらえるような活動がしたい。」という倉本さんが温めて来られた夢。
旧船坂小学校のすぐ前の畑の持ち主・坂口文孝さんのご協力も得て、6本の桃の木のお世話を皆でさせていただけることになりました。
「桃の実は枝の下に成らすように、枝の上側の花や蕾は摘花してね。」坂口さんの指導で、子ども達を含めた22名の参加者は思い思いに、摘んで行きます。
はしごにも登っちゃいました!!木にも登っちゃいました!!「美味しい桃が成りますように・・・」
桃の手入れが終った頃には、坂口さんが準備して下さった畑の畝二本に「紅花」の種を植えていきます。
「穴の空いている所に二粒ずつ入れて、親指でギュッと押し込んでね〜」坂口さんの説明を一生懸命聞いた子ども達は、種植えのミッションを遂行中!!
梅雨明けごろには花が咲く予定。花は黄色いのですが、名前の通り紅の染料がとれます。ママたちの間では、早速、その染料の使い道にも夢が広がります。。。。。
旧船坂小学校のランチルームをお借りして昼食の後は、大人も子どもも入り交じってのドッジボール大会。
小学校のグランドで一輪車やバトミントン、最後には泥だんご作りと澄み渡った青空の下でゆっくりと時間が過ぎました。
次回は、残した桃の花が実をつけた頃にもう一度実を間引く作業になります。
一つの枝に数個の桃を残すような感じになるんだそうです。5月の中旬から下旬の予定。
目を上げれば 山並みに白いたむしばの花、足もとにはそっと日本たんぽぽが咲いていました。