長い戦いを終えた市立西宮高校(市西)のサッカー部が今日1月6日に帰って来た。
選手達を乗せたバスは市役所を経由して、夕方、母校に着いた。
教職員や保護者、テストを終えたばかりの3年生やクラブ活動中の生徒達が、拍手と歓声で選手達を出迎えた。
一足先に帰っていた藤岡校長先生は、バスから降りてくる選手達一人一人に声をかけていた。
出迎えた生徒達からは「誇りに思います。」「夢をありがとう。」 「自分たちも頑張ります。」
また、市立西宮高校で出迎えた河野市長は「皆さんの試合ぶりを見ていて、決して奇跡ではなかったと思う。」と選手達を讃えた。
今回、開会式の時からチーム内でウィルス性腸炎が蔓延し、たくさんの選手が体調を崩し点滴を受けている生徒もいたと言う。さすがに三試合目ともなれば体力的にも集中をとぎらせたところがあったかもしれないと大路監督が振り返った。
「でも、生徒達は実力を発揮してくれたし、市西のサッカーを見せることができた。兵庫県のレベルの高さも証明できたと思うので良かった!!」
大会期間中も夜は試験勉強をしていたという三年生達も、最後の夜はゆっくり思い思いの時間を楽しんだと言う。
キャプテンの帷君が「僕たちの試合で、夢と感動を感じてもらえてたらうれしい。」と挨拶してくれたが、選手の皆さん、本当に素晴らしい初夢と感動をありがとう!!
「おれの夢を叶えてくれてありがとう!!」と選手達に声をかけたと言う大路監督は「今後はパワーも必要だとは思うが、駆け引きとアイディアの市西スタイルのサッカーは十分通用すると思った。これからもこの部分に磨きをかけていきたい。」と語った。
「またここで立ち止まって、見つめ直しなさい・・・と言われているのでしょう。今回学んだ事を、また次に活かせるように頑張ります!」
「これからは追いかけられる立場になりますね!!」という声には「新チームはまたゼロからの出発です。ひたむきに、謙虚に積み上げるだけです。」
おめでとう!ベスト8!!市西サッカー部!
そして、本当に感動をありがとう!!
3月にはグローバル・サイエンス科の二年生が「科学の甲子園」に兵庫県代表として出場する。
文武両道の市西の力を、きっとまた、見せてくれることだろう!!
「科学の甲子園」への県予選の様子はこちらから⇒ (また取材をしますのでお楽しみに!!)