レオポン『ジョニー』が帰ってきた!!「ジョニーを描いてみよう!」イベントが7月13日(日)に開催!!

長らくリゾ鳴尾浜に展示されていたレオポンの剥製(ジョニー)が、この度、きれいになって戻ってきたことがわかった。
西宮市の公園緑地課が、7月13日に行われるイベント情報を公開している。

2025年7月13日(日)のイベント概要/申し込み締め切りは7月1日

レオポンの「ジョニー」の歴史や剥製の復元過程なども学びながら、剥製を身近で観察してジョニーを描き、記念の缶バッチを作るワークショップも実施!!

【主催】   西宮市
【企画運営】 認定特定非営利活動法人 大阪自然史センター
【特別協力】 阪神電気鉄道株式会社
【協力】   パークマネジメント鳴尾浜
【日程】   令和7年7月13日(日曜日)
       (1)11時~11時45分(2)12時45分~13時30分(3)14時~14時45分(4)15時15分~16時
【会場】   鳴尾浜臨海公園南地区 海の見える丘レストハウス
        住所:西宮市鳴尾浜3丁目13 ※海づり広場駐車場すぐ横
【対象】   どなたでも ※小学生以下の場合は、保護者同伴
【参加費】  無料
【定員】   1回あたり4組20名程度
【申込方法】 WEB申し込み➡︎ (7月1日締め切り)※定員を超える場合は抽選
【持ち物】  特になし

イベントの公式サイトはこちらから➡︎
      

レオポン(leopon) とは・・・

レオポン (leopon) とは、父親がヒョウで、母親がライオンの間で生まれた子供で、ヒョウの英語名「leopard」とライオン「lion」からできた言葉。

1910年に世界で始めてインドで誕生しているが、その後、西宮にあった阪神パーク(現在は、その跡地がららぽーと甲子園になっている)で、1959年に出産に成功した。

異種交配でつくられた種で、レオポン同士で子孫を作ることはできない一代限り。
現在はこのような交配はされなくなっている。

現在では「してはいけない!」という異種交配だが、長い歴史の中での一コマは事実であり、今、西宮市が「本市で保管・活用することが有意義」とはっきり表明してくれたことは嬉しい。

リゾ鳴尾浜に居たジョニー

1959年に、ヒョウの「甲子雄(かねお)」とライオンの「園子(そのこ)」の間に「レオ吉」と「ポン子」が生まれた。
その後、1961年に3頭の兄弟が誕生し「ジョニー」「チェリー」「ディジー」と名づけられた。

しかし、1970年~1985年にかけて亡くなり、5頭すべてが剥製となって阪神パーク閉園まで展示されていた。

阪神パーク閉園後は、「レオ吉」と「ポン子」は天王寺動物園、「チェリー」と「ディジー」は国立科学博物館にそれぞれ引き取られ、「ジョニー」だけが西宮に残り、リゾ鳴尾浜で展示されていた。

リゾ鳴尾浜レオポン
リゾ鳴尾浜にいたジョニー

しかし2020年にリゾ鳴尾浜が閉鎖され、ジョニーのその後を心配する声も多かった。

あれから5年。今回、剥製が修復されて戻ってきたという!!
市のイベントサイトには「鳴尾地域の歴史を語る上で、レオポン「ジョニー」は歴史的に貴重な史実であり、旧リゾ鳴尾浜の閉館後も引き続き本市で保管・活用することが有意義であると考え、展示イベントを開催します。」と書かれている。

リゾ鳴尾浜が閉館した後、機会あるごとに「レオポンのその後は?!」を発信してきた西宮流としては、100周年を機にこのように発表されたことがとても嬉しい!!


投稿日時 : 2025-06-09 21:47:57

更新日時 : 2025-06-09 21:50:32

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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