毎月10日は「とおかし」の日。和菓子店巡りも楽しもう!

とおかしイメージ

おいしい和洋菓子店がたくさんある西宮。
その多くはお店の奥に工房があり、菓子職人の店主が丹精込めて作っています。
新しい洋菓子店が次々できて、洋菓子の街なイメージがありますが、和菓子店にもぜひ足を運んでみてください。お気に入りの銘菓を見つけてほっこりとお茶の時間を楽しみませんか。

「とおかし」とは

西宮神社で毎月十日に斎行される旬祭「十日参り」の参列者に配られる和菓子「とおかし」。市内の和菓子店が、えびすさまにちなんで作り上げた、この日のための特別なお菓子です。見た目も可愛らしいものや、めでたいネーミング、厳選した素材を使った上品な美味しさ・・・西宮の名物と言っても過言ではありませんね。

月に一度だけ登場する希少な「とおかし」を手に入れるには・・・

「とおかし」を手に入れるには

西宮神社の旬祭に参列する

月替わりで、その月の「とおかし」が配布されます。ただし、数に限りがあります。毎月楽しみに来られる常連さんも増えており、並んでも品切れのこともあります。

十日参りの参拝時間は原則10時からですが、変更となる場合もあります。「とおかし」が定着してきて早くから並ばれる方も増えているようです。

境内にある「おかめ茶屋」で購入

毎月十日に月替わりの「とおかし」を販売しています。
数に限りがありますので売り切れの際はご了承ください。

おかめ茶屋でも「とおかし」販売

とおかし参加和菓子店で購入

各店舗では毎月十日に、その店のとおかしを販売しています。

いろんなお店を梯子して、食べ比べお茶会を開くもよし、毎月1店舗ずつ巡って全品攻略するもよし。「とおかし」をきっかけにお気に入りの店を見つけませんか。

西宮阪急で購入

阪急西宮ガーデンズの「西宮阪急」1階食品売り場「銘菓名品日本の味」コーナーで、毎月十日に、月替わりの「とおかし」を販売しています。都合により入荷できない場合や売り切れとなることもありますのでご了承ください。

【番外編】とおかしまつりで全品ゲット

秋に西宮神社の境内で開かれる「とおかしまつり」は全11種類の「とおかし」を一堂にあつめての販売会です。数に限りがあるので早めに行かれることをお勧めします。

2024年度の「とおかし」お菓子暦

卯月(四月十日)

えべっさん・鯛みくじ

えべっさんとおみくじを抱えた鯛の姿を練りきりのこし餡で可愛らしく仕上げました。

千鳥屋宗家
西宮市六湛寺町14−4
0798-26-0808

皐月(五月十日)
七月のとおかし。谷矢製餡の「えびす金鍔」

えびす金鍔

西宮の酒造メーカーの酒粕を使用した金鍔!厳選した北海道産の小豆を、製餡所ならではの技法でふっくらと炊き上げています。

谷矢製餡
西宮市本町8−1
0798-22-4328

水無月(六月十日)
十月のとおかし。こはくの「宝箱」

宝箱

酒のまち西宮らしく、ひょうたん型にかたどった「かんごおり」はお酒味!軽い歯ざわりからスッととろける食感の和菓子です。

こはく
西宮市南越木岩町15-12
0798-71-5889

文月(七月十日)
十二月のとおかし。御菓子司 昇月堂の「めで鯛・宝舟」

めで鯛・宝舟

七福神が乗る宝物を積み込んだ宝舟と、縁起の良い鯛が並んでとっても福福しい!宝舟は上用、めで鯛は練りきりこし餡で仕上げています。

御菓子司 昇月堂
西宮市甲子園口2-4-33
0798-67-2040

葉月(八月十日)
二月のとおかし。あおやま菓匠の「えびす大福」

えびす大福

えべっさんの耳たぶのように大きくてやわらかい、粟あわとよもぎの大福4つ。お餅は精米したてのもち米から作っているからもっちもち

あおやま菓匠
西宮市中浜町1−37
0798-26-6487

長月(九月十日)
九月のとおかし。高山堂の「栗入り黒豆大福」

栗入り黒豆大福

栗の入った黒豆大福です。黒豆はやわらかな甘露煮のものを使っているので、食べやすく、みんなが笑顔になる大福です。

髙山堂
西宮市門前町1-14
0798-67-7918

神無月(十月十日)
六月のとおかし。君栄堂本舗の「戎福栗」

戎福栗

和栗を赤と白のこし餡で包んで焼き上げたやさしい甘さの和菓子です。(1箱2個入り)

君栄堂本舗
西宮市馬場町4-28
0798-22-1764

霜月(十一月十日)
11月のとおかし。和菓子所 桔梗堂の「えびすの四季」

えびすの四季

栗とゴマを練り込んだこし餡を求肥で包み、すり種でサンドしたお菓子。可愛い季節の焼印で飾りました。

和菓子所 桔梗堂
西宮市甲子園二番町1−16
0798-48-1611

師走(十二月十日)
tookashi12

(おき)まんじゅう

なめらかな舌ざわりのこし餡は、大関の大吟醸を使用!口に入れれば、しっとりした生地から お酒の香りがあふれます。

甘辛の関寿庵
西宮市今津出在家町3番3号
0798-32-3039

如月(二月十日)
八月のとおかし。翁菓舗の「福笹・打出の小槌」

福笹・打出の小槌

えべっさんの鯛と笹を乗せて焼き上げた桃山生地には栗餡が、大黒さんの打出の小槌には香ばしい珈琲餡が包まれています。

翁菓舗
西宮市甲陽園西山町1-60
0798-74-6825

弥生(三月十日)
三月のとおかし。菓一條栄久堂吉宗の「福笹・鯛」

福笹・鯛

福笹は白金時餡、鯛はこし餡を上用練りきりで包んだ上生菓子。「商売繁盛で笹持ってこい!」これを食べるとご利益が有るかも?

菓一條栄久堂吉宗
西宮市羽衣町7-26
0798-36-5431

一月は「十日えびす」斎行のため西宮神社での「とおかし」配布は行われません。

投稿日時 : 2024-04-05 00:33:03

更新日時 : 2024-11-04 22:01:07

この記事の著者

編集部|Aqui

西宮流の名付け親
裏方仕事が大好き。できる限りこもっていたい山椒魚タイプ
ごく稀に外に出てネタを拾ってきたりする

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