少し歩けば汗ばむ新緑の季節、涼しいトンネルを歩く「福知山線廃線敷」ウオーキングは気分も最高になる。
武庫川渓谷を囲む新緑の山々と気持ちいいい武庫川渓流の音。
また歩き切った後のビールやソフトクリーム、本当に最高の季節と言える。
廃線敷全長4.7km、生瀬駅や名塩駅から武田尾駅まで、6.8kmのウオーキング。
<ハイキングの注意>
⑴ 枕木が残っていたり砂利道も多いので、足元は歩きやすい靴が必須。
⑵ 道中長短6つのトンネルがあり、最長は413m。全く明かりがない暗闇なので懐中電灯は必須。
⑶ ハイキングのコースの途中にはトイレがないので、要注意!!
<マップ(2022年改定)のPDFのダウンロードはこちらから➡︎>
廃線敷入り口から爽やかな渓流の音と共に目に飛び込んでくる新緑。
入り口から少し進むと武庫川渓谷の名所ポイントが詳しく解説されている。
川中にある大きな平たい岩は「高座岩」。昔この岩で白馬の首を切って雨乞いの儀式を行った。
面白いのはこの岩が竜宮城に繋がっていて、良いお天気の日は乙姫さんがこの岩に上ってきて日向ぼっこをする。乙姫さんは奇麗好きなので、岩が汚れていると雨を降らせて奇麗いに掃除する、という伝説も。
最初のトンネルは北山第一トンネル。線路は最初は川側に敷かれてれていたが、危険が多いので新しくトンネルを作った。内部はコンクリートで作られていて、他のトンネルは上部が煉瓦積みになっている。
一番長い北山第二トンネル。長さ413m。このトンネルは特に暗いので注意が必要。
急流が見所の溝滝。下が男滝、上が女滝。昔はもっと落差があり、ここを鮎が遡上した。その鮎で鮎寿司の駅弁を作って有馬口駅(現在の生瀬駅)で販売したのが駅弁の淡路屋さんの始まり。
このコースで最も人気のある絶景ポイント。第二武庫川橋梁。
この橋を渡ると西宮市から宝塚市に入る。
新緑の中のハイキング道。川は左側になる。
黒ずんだコンクリートにかかれたアート?落書き?
親水公園。亦楽山荘。ここから武田尾駅までは1.3km。あと一息で廃線敷コースも終了。
お疲れ様でした。
このコースの説明はこちらの「旧福知山線廃線敷(武庫川渓谷)」も参考に。