仁川百合野町地区地すべり資料館(にがわゆりのちょうちくじすべりしりょうかん)は、阪神水道企業団甲山事業所の北斜面下にある。
1995年1月17日の阪神淡路大震災によって、阪神水道企業団甲山事業所の北斜面で、幅約100m、長さ約100m、深さ15m、移動土塊約10万m3という大規模な地すべりが発生し、仁川を挟んだ対岸も含めた一帯に大きな被害を出した。
この災害から2年後の1997年11月18日に資料館が開館した。
この地域の被害状況や土砂災害の恐ろしさやメカニズム、災害対策の仕組みなどを学べる施設になっている。
- 開館時間 :10:00〜16:00
- 休館日 :月曜日、木曜日、年末年始
- 入館料:無料
- 住所:西宮市仁川百合野町10-1
- 電話:0798-51-5904
- WEBサイト>>
- 阪急「仁川」駅から仁川沿いを上流に向かって徒歩約20分(約1.6km)
<駐車場なし>
資料館前(阪神水道企業団甲山事業所の北斜面)は、地域のボランティア・ゆりの会が震災の災害を風化させないようにと、世代に引き継げる街づくりを目指して四季折々の花が楽しめる『ゆりのガーデン』>>を整備している。
中でも、斜面に植えられた芝桜は春になるとピンクのじゅうたんを作ってくれている。
伊丹空港の飛行機からも目立つピンクの斜面は、その時期になると大勢の人で賑わう。
植栽を一緒に維持管理するボランティア募集>>