西宮市大社町7-7
0798ー74ー3489
本殿は神明造りといわれる様式で建てられ、「日本書紀」にも出てくる由緒ある神社で、兵庫県第一の古社(旧官幣大社)。
水晶の玉が伝えられているが、これは「日本書紀」によると、仲哀天皇2(193)年に「神功皇后が関門海峡長門豊浦の津に泊まり海中より如意珠を得らると見ゆるも是なり」とあり、神功皇后が神通力のような力を振るう時に使ったとされている。
また廣田神社は、京の都から見て西方にある特別に重要な神社だったことから、中世の貴族達は「西宮」と別称し、「西宮」参拝とか「西宮」下向と称したことが「西宮」の名前の由来だったと言われている。
境内に自生するコバノミツバツツジは県指定天然記念物で、総数約2万株と推定され、毎年春には美しい花を咲かせる。
その昔は、西宮で「花見」は、コバノミツバツツジの花だったという。