1872（明治5）年10月14日に、日本初の鉄道が新橋～横浜間に開業しました。
その2年後、1874年5月11日に神戸・大阪間が開通し、その時同時に西宮駅もできています。

今年は、神戸駅～大阪駅間で鉄道が開業して150周年となり、西宮駅も150歳の誕生日を迎えることになります。

JR西日本では「神戸～大阪鉄道開業 150 周年プロジェクト」として、デジタルスタンプラリーや記念入場券の販売などが開始されるようです。
詳しくは公式サイトをご覧ください➡

神戸駅～大阪駅間で鉄道が開業した日は、西宮駅の開業日

JRの大阪・神戸間は、今では17駅ですが、開通当時は大阪・西ノ宮（西宮）・三ノ宮・神戸の4駅で、1時間10分かかっていたようです。

日本では新橋～横浜間に次いで2番目に古い路線ですが、今では東海道本線区間にあたる大阪駅～神戸駅間と、山陽本線の神戸駅～姫路間にあたる区間にJR神戸線という愛称がついています。

150歳のお誕生日を迎えた西宮駅は、西日本では最古の駅の一つということになります。
古くから、西国街道や中国街道の宿場町であったり、酒どころとして港も栄え、西宮神社の門前町などと人口も多かったことなどから、西ノ宮駅として路線開業時にできたのでしょう。
開業当初は「西ノ宮」という表記でしたが、地名表記と異なるということから、2007年3月18日にさくら夙川駅が開業したのを機に「西宮」と改められました。

開業当初から、貨物の取り扱いがあり、近くにあったアサヒビール工場などへの引き込み線などもありましたが、昭和の終わりごろに貨物の扱いも無くなり、今ではその跡地が駐輪場などにもなっています。

開業150周年記念企画としてのイベント情報

開業150周年記念プロジェクトとして、様々なイベントも予定されているようですので、西宮を中心にご紹介しましょう。

神戸大阪鉄道開業150周年記念企画！
沿線地域をつなぐデジタルスタンプラリー

【期間】2024年5月11日（土） ～ 9月30日（日）
【場所】沿線４市（神戸市、芦屋市、西宮市、尼崎市）の観光地や飲食店等および京都鉄道博物館を含めた 150スポットが対象
【内容】４つのエリアコース（神戸市、芦屋市、西宮市、尼崎市）と、鉄道歴史探訪コースの計５コースの設定がある。各スポットを訪れ「この場所にチェックする」をタップすると、スタンプを獲得できる。（スタンプの獲得数に応じた賞品が抽選でプレゼント）
【参加方法】
① 移動生活ナビアプリ「WESTER」をダウンロード
② WESTERホーム画面の［おトクにＧＯ！］から「神戸～大阪鉄道開業150周年記念企画！沿線地域をつなぐデジタルスタンプラリー」を選択
③ スタンプラリー専用ページから「始める」を押してスタンプラリーに参加
④ ４つのエリアコース（神戸市、芦屋市、西宮市、尼崎市）と、鉄道歴史探訪コースの計５コースの中から、各チャレンジと各スポットを確認
⑤ 「スポット一覧」よりスタンプスポットを巡り「この場所にチェックインする」を タップし、スタンプを獲得

※具体的なスポットや参加方法については、専用サイトから➡
（ 2024年５月10日（金）公開予定）

鉄道とまちの歴史パネル展

沿線の8駅（神戸駅・元町駅・三ノ宮駅・住吉駅・芦屋駅・西宮駅・尼崎駅・大阪駅）では、鉄道とまちの歴史や発展が感じられるパネル展が開催。
JR 神戸線沿線の知られざる歴史や新たな魅力が楽しめます。

【西宮駅】
タイトル：３路線の発展と共に歩んだ 西宮150年の歴史
設置期間：2024年5月1日（水）～9月30 日（月）
設置箇所：自由通路
内 容：３路線の発展と共に歴史を紡いできた西宮エリア。
2025年に市制施行から 100周年を迎える西宮に息づく歴史や文化の紹介。

開業150周年記念プロジェクトの公式サイトはこちら➡

西宮まちなみ発見倶楽部もジョイントイベント開催（2024年5月12日）

JR沿線まちなみさんぽVol.1東コースとして、2024年5月12日(日)に開催される「JR150年の沿線から、2025年、市制100年西宮まちなみ再発見のあるき旅〜谷崎潤一郎もあいみょんも通ったマンボウめぐり〜」は、すでに定員に達して締め切られています。

JR沿線まちなみさんぽVol.2西コースをは、9/29に開催する予定のようです。募集は夏ごろの予定のようですので、ご興味のある方は、こちらのFBページ➡をチェックしてください！！