1995年1月17日未明の阪神淡路大震災で大きな被害を受けた西宮北口地域。
今津線北側の第一踏切を挟んだ東側の北口市場や北口本通商店街が壊滅的な被害を受けたのに対し、西側の甲風園にある商店街はそれ程大きな被害は受けていないようにみえる。
この地域は西宮北口で最も賑わっている商店街で、飲食店が数多く並んでいる。
駅出口の「にしきた公園」の周辺には証券会社や学習塾もあり、銀行等もある。
この地域は街中を流れる津門川を挟み「甲風園」と「旧昭和園(北昭和町と南昭和町)」があり、南側は商店街、北側は住宅街となっている。
駅に近く買い物にも便利は住みよい街といえる。
震災前後で余り変わらない地域の中で、昔から最も変わっているのがにしきた公園と言える。
詳しくは「にしきた公園の変遷」にて紹介する。
現在公園の地下には全国でも珍しい地下駐輪場が設置されている。
震災後のにしきた商店街の飲食店街は賑やかな看板が整理され、放置自転車や単車も無くなりすっきりとしている。また狭い道で車が通行するのが困難であったが、以前に比べると通行しやすくなっているかと思われる。
この地域も実際には震災前後で大きく変わっているのかも知れない。しかし、劇的に変わった東側地域と比較すると、余り変わっていないという印象になる。
昔の写真は西宮市歴史資料チームの提供による。