西宮農業取材(番外編)

船坂 そば

都市型農業を経営する吉村さんのお話を前記事で伝えた

話の中で吉村さんが、「息子は将来、体験農業をやりたいそうなんや」と語った。何気ない一言だったが、取材時に受けた都市型農業の難しさを解消するヒントのように聞こえた。それをきっかけに筆者の頭の中で、「体験農業ならこのように活用できたら良いな」という夢が膨らんだ。

そこで、本記事では『西宮を知らない宮っ子S』の「あったら良いな!こんな農業体験」をお送りしたい。

まず、近隣住民との交流の場を設けられる。
家の向かいにはあっても日常からは遠い、そんな畑にも機会さえあれば足を運ぶだろう。
家庭菜園のワークショップや、来年の夏休みには小学生の自由研究として二十日大根作りも良いかもしれない。

また、若い人が土に触れる機会提供にもなるだろう。

夏野菜はインスタ映えもするし、facebook上に掲載されている直売所のHPも若年層をよりターゲットにした広告を打ち出せるのではないだろうか。

最後に、セカンドライフでの田舎暮らしに憧れるシルバー世代の練習台にもなりそうだ。
筆者の母親がまさに、そのシルバー世代の一人だ。
他にも、田舎暮らしに憧れる方やそんな親の思いを心配する子世代もきっといるだろう。

アクセスの良い荒木町の畑でなら、色々な思いを叶えられる場所になれるはずだ。

いくつかの想像を紹介したが、人口の多い西宮だからこそ様々な土の活かし方があると思う。
いつかご本人とお会いできる日があれば、ぜひ記載した夢を話してみたい。

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