西宮の軽井沢とも言われる『船坂』
市街地からほんの20分・30分で行ける距離にある『船坂』は、身近にある里山として魅力のある場所。
2010年3月に閉校となった船坂小学校の跡地が、今では地元の方々が指定管理者となって『船坂里山学校』を運営し、年間様々なイベントも行っている。
2018年7月21日の『夏野菜収穫&流しそうめん体験』の募集も始まった➡︎
そんな船坂にある課題解決を目指して、住民が作った基本構想に沿っていろいろな動きが始まっている。
まちなみの魅力の一つ、茅葺き古民家に着目し『Bake&Restore パンを焼いて、茅葺屋根を直そう』という、なんとも魅力的な古民家活用プロジェクトが始まっている。
今回の取り組みは「失われてしまった暮らしの循環を取り戻してみよう」という実験でもあるという。
小麦を植えて小麦粉を収穫し、パンを焼き、麦わらは屋根の葺き替えに使う循環型の暮らしを取り戻そうというささやかな実験ということで参加者を募集し、全8回のワークショップが進行中。
※ワークショップの参加者募集はすでに締め切られています※
この日は、天気の都合で一週間遅れの小麦の収穫。ワークショップに参加している方々に加えて、武庫川女子大の『古民家族』のメンバーもお手伝い。
今回収穫したのは、合計3枚の畑でおおよそ100kg以上の小麦粉にはなるのではないかと思われていて、今後この船坂産のこの小麦を使ってもらえるお店を探す予定だという。
小麦が刈り取られた後の畑では、このワークショップに講師として参加されているふぁーむ&がーでんヒフミの村田さん ご夫妻によるハーブの育て方教室も開催された。
修復予定の茅葺き古民家
この後、9月までに小麦の脱穀やパン作り、茅葺きのワークショップなどが予定されている。
各ワークショップの様子は、こちらのフェイスブックページから➡︎
船坂のことが知りたい方は、船坂新聞のWEBへ➡︎