創建の年代は不詳だが元禄元年や天保年間の再建の記録から300有余年前と推測される。当初、武庫川の支流にあった枝川と申川の三角州の要の土地にあり、ご祭神の素盞嗚尊(すさのをのみこと)がヤマタノオロチを退治した武勇にあやかって、暴れ川だった武庫川の治水を願ったものと思われる。
プロ野球のシーズン中にお参りに行くと、境内の高い木の枝にジェット風船が絡まっているのも球場横にあるこの神社ならではだろう。
こじんまりとした境内だが、阪神タイガースの監督だった岡田彰布氏の揮毫による「野球塚」とその前にあるベース型の敷石、ボール型やベース型の絵馬やお守り、撫でたらご利益のあるといわれる石など、見どころが多い。
また、夢と彫られた丸いボール型のモニュメントは元星野監督の揮毫によるもの。
開運招福の大絵馬も掛けられているが、武勇の神にささげるにしてはかわいらしい絵柄なのがほほえましい。
記事を書くためインターネットで検索していると、「タイガース三社参り(甲子園スサノオ神社、西宮神社、廣田神社)」との言葉があるのを見つけた。なるほど、球場横の神社と必勝祈願の二社を合わせて三社参りとはうまい事を言うものだと感心した。
12月31日
午後5時 大祓式
午後10時 福火
1月 1日
午前0時 樽酒鏡開き(振舞酒)
午前9時 歳旦祭
午前10時~ 新春祈祷(終日)
1月15日
午前6時~午後5時 トンド(古いお札・注連縄のお焚上)
授与品 巳年の土鈴・置物(6種)
辰年の絵馬付き破魔矢(4種)
干支ちりめん守巳(限定50体)
就職御守もある。
[住所] 西宮市甲子園町2-40
[電話番号] 0798-41-4556