「頂いた観光大使の名刺は、もうすでにあちこちで配らせていただいています。まちたび博がきっかけになって、西宮の素敵なところを多くの方に知っていただけたらいいですね・・・」
西宮の観光大使になられた西田ひかるさんと、大阪の読売テレビの一角で再びお話しさせていただいたのは、河野市長との対談からちょうど一ヶ月になる頃だった。西宮の街の印象や西宮での暮らし方などをとても気さくにお話いただきました。
食パンだけで話が盛り上がってしまうのが西宮ですね・・・
アメリカで出産された後、西宮に住むようになって5年程になるという西田さん。
「 芦屋と言われると何となく分かるような気がしても、住む前は西宮って殆ど知りませんでしたね。主人が『阪神間にあって、すごくいい所だから・・・』って。ですから阪神間という名前の土地に住むんだと思っていました。」
海や山が近いし、空気はきれいだし、美味しいパン屋さんやケーキ屋さんが多いとってもいい所だと、ご主人が力説されたとか。今ではすっかり、西宮に馴染んで子育てされている西田さんですが、始めの頃、ママ友の話でびっくりしたのは、それぞれ自分の生活スタイルへのこだわりの強さ。
「一番びっくりしたのは、食パンへのこだわりでした(笑)」と振り返る。最初はついていけなかった西田さんも、今ではいくつかのお気に入りのお店があり、自然にローテーションしていると話す。「私って、結構一つにはまると追求しちゃうんです。でも、子どものためにはこのお店のこれ!!とか、大人用にはここ!!とか自然と決まって来ましたね。」
東京だとお店に商品が無くなるなんてことはなかったのに、ここでは、早く行かないとお目当ての物がなくなっていることがある。その日のうちに売り切る・・・そんな生活がとても新鮮だったとお話いただいた。
野菜の事って、以外と知らないな!!と思って・・・
実は「野菜ソムリエ」の資格をお持ちの西田さん。きっかけは、子どもを育てるようになって野菜のことを勉強したいと思ったからとか。「私は、一番易しいジュニアマイスターというレベルなんですが、それでも実際に生産者さんのお話を聞いたり、縦に長い日本の特徴を生かした旬の野菜の栽培方法など、とっても役に立ちましたね。」
スーパーなどで野菜の産地を見て「例えば、熊本のスイカ・・を見ると、スイカの季節が始まったんだなと思いますし、この県の物が出て来たらこの野菜の旬も終わりね・・とかが分かるようになりましたね。とにかく、たくさん並んでいる野菜があればそれを買い求めて、それから献立を考えます。」お子さんとのいい時間を持っておられるんだなと感じられた。
あちこちの産地の物が並んでいたら、迷わず近い場所の物を手に取るという西田さん。「地産地消・・・って言いますが、やっぱり近いところの物を買いますね。移動距離が短いと言う事は新鮮で栄養価も高いですから。」産地表示や法律まで幅広く学んだ事が、実際の生活に役立っているので、資格を取って本当に良かったととても熱く語っていただいた。
私の子どもにとっては、西宮がふるさとです・・・
車でほんの5分程で海にも山にも行ける西宮。西田さんも子ども連れでそんな西宮を満喫されているようだ。「私は藤沢生まれで、小さい時にはおばあちゃんの家で鶏を飼っていたりしていました。田園風景の川の側を歩いた事を思い出しますね。それに比べると、うちの子どもは都会っ子ですね。でも男の子ですから、もう少し大きくなったら山登りなんか行ってみたいですね。六甲山もすぐですからね。」
子どもと一緒に行く今のお気に入りは、キッザニアやヨットハーバー。どちらも西宮の特徴的な場所。「西宮神社もよく行きますよ!!十日戎はすごい人出ですよね〜。マグロにお金を貼り付けて・・・ね。」「もうすぐ、まちたび博の具体的なお楽しみコースが発表されると思いますが、子どもたちと一緒に楽しめるコースがいっぱいあるとうれしいですね。」 <注>コース発表の直前のインタビューでした。
西田さんとの30分程のお話の中に、たくさんのお店や場所の名前が出て来て、本当にアクティブに西宮を楽しんでいただいている様子が伝わって来てとてもうれしかった。
また、前回の市長との対談の時の記者からの質問に「西宮を色で表現するとブルーかしら・・・」と答えられた西田さんの耳元にはブルーのアクセサリーが光り、10月1日に名前が発表されるキャラクターの色が西宮の水の妖精をイメージしたブルー。こんなに素敵な偶然が重なっているイベント「西宮まちたび博・プレみや」がいよいよ始まる。
市民の方にも改めて楽しんでいただき、外から来られる方には、おもてなしの心で西宮のいい所がPRされて行けばいいですね・・・と西田さんと一緒に盛り上がった取材となった。
後記:西宮流(にしのみやスタイル)がリニューアルしたこの時期に、女優の西田ひかるさんの取材をさせていただいたことは本当にうれしいことです。
これまで続いてきたWho’s whoは、これからも様々な方にスポットを当てていきます。