西宮市は1987年中国紹興市と友好都市提携を行いました。
紹興市は日本でも紹興酒として良く知られているお酒(黄酒)の名産地です。銘酒の街西宮として知られる当市と共通する産業を有するための提携かと言えます。
紹興市は、書道で著名な王義之の「蘭亭」でも有名ですが、両市の提携を記念して北山緑化植物園内に「北山墨華亭」「小蘭亭」及び「曲水庭園」が造られました。
友好都市中国紹興市にある王義之ゆかりの庭園「蘭亭」内「墨華亭」をイメージして建設されたもので、書道展などの文化的事業にも使用できる他、公園の回廊として利用されています。(北山緑化植物園内HPより)
「北山墨華亭」の前には王義之が筆を洗ったと伝えられている「墨池」を模した池も作られています。
池に臨む北山墨華亭 紹興市蘭亭内の墨華亭をイメージ
友好都市・中国紹興市の名所をそのまま再現し、友好交流のシンボルとして建設されたものです。紹興市にある蘭亭は、書道家、王羲之が「蘭亭集序」を書いたところとしても有名です。毎年5月には、西宮蘭亭会により「曲水の宴」が開かれています。(北山緑化植物園内HPより)
紹興市蘭亭にある小蘭亭を複製 小蘭亭の説明碑(紹興市の小蘭亭)
曲水の宴が開かれる庭園 曲水の宴が開かれる庭園
今年は外出自粛規制のため北山緑化植物園は閉鎖されていて、残念ながら曲水の宴は開催されません。以下に昨年5月11日に開催された模様を掲載しました。詳しくは昨年のブログを参照願います。
賑わう曲水の宴(2019.5.11) 2019年の曲水の宴の一コマ
爽やかな五月晴れの好天が続く今日この頃ですが、残念ながら新型コロナ感染騒動で外出自粛要請が出され自由に出かけることが出来ません。一日も早く規制が解除され気持ちよく外出できる日が来ることを祈っています。
北山緑化植物園のアクセスと案内はこちらを参照願います。⇒⇒⇒