6月7日(日)13時30分よりニテコ池東にある震災記念碑公園内に建設された「火垂るの墓」記念碑の除幕式が実施されました。
当日は汗ばむ程度の快晴で除幕式を待つ記念碑を覆う膜がまぶしく見えました。
除幕式の開始と来賓 記念碑建碑実行委員会の皆様
最初に近くに住む実行委員長の土屋様から挨拶がありました。ニテコ池の周辺で火垂るの墓の舞台となった場所を聞かれたことから野坂昭如氏の研究を始められたのがきっかけだそうです。そして調査研究を進め、やがて「火垂るの墓」の記念碑構想が生まれ、実行委員会を立ち上げて活動を開始されました。その努力が実り本日記念碑の除幕式を迎えることになりました。
当初野坂昭如氏の奥様が出席される予定でしたが、残念ながら新型コロナ感染騒動での行動自粛により、送られてきたメッセージの代読となりました。
実行委員長「土屋純男」氏挨拶 野坂昭如氏の研究第一人者
「村上玄一」氏挨拶除幕式の式次第
いよいよ記念碑の序幕です 記念碑の序幕実施
記念碑は表に 小説「火垂るの墓」誕生の地と記され、ニテコ池の写真が石板に焼き付けられて嵌め込まれています。
記念碑の裏面には小説「火垂るの墓」にこめられたメッセージが記されています。
完成した記念碑 記念碑の裏面に記念碑設立の碑文
記念碑の右側には「野坂昭如の戦争体験」と題してアニメ「火垂るの墓」が石板に焼き付けられて日本語及び英語で紹介されています。
また左側には野坂昭如の略歴が日本語と英語で紹介されています。
野坂昭如氏の戦争体験を「火垂るの墓」で表現 野坂昭如氏の紹介
西宮に新しい案内すべきスポットが出来ました。機会がありましたら「ツーリズム西宮楽らく探見隊」で案内したいと思います。色々と紹介できるお話もありますので皆様のご依頼をお待ちしています。
記念碑の場所は前回紹介しましたブログを参照願います。