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甲山四国八十八ヶ所のご案内

甲山四国八十八ヶ所のご案内

 甲山神呪寺の南に広がる丘陵地帯に四国八十八ヶ所を再現した甲山四国八十八ヶ所めぐりがあるのをご存じですか。
現在では明石海峡大橋・瀬戸大橋・しまなみ海道の開通により交通機関が充実し、昔に比べて随分時間的距離は縮まりましたが、江戸時代にはとても遠くて、四国巡礼は庶民には実現困難なものでありました。
現在でも交通機関が発達したとは言え、時間的にも実現するのはそれ程容易ではありません。
甲山八十八ヶ所巡りは全行程約2kmで約2時間もあれば一周することが出来ます。

甲山四国八十八ヶ所の開祖は神呪寺第六十二代住職蓮眼大和尚(天明四年・1784~寛政12年・1800)であると伝えられています。江戸時代西宮の酒造家でもあった豪商四位屋九兵衛が残した「四位屋九兵衛覚之事」に、寛政10年(1978)の開創にはこの地帯一体の有志家の要望と援助のあったことや、他所他国に伝わり、日々夥しい参詣者の訪れのあったことが記されています。
各札所は神呪寺南向山中一帯および雑木林の中に巨岩を背にしあるいは天を衝く巨岩の頂きに、大師像と合わせて百体をこす石仏が祀られています。
(甲東文化財保存会説明板より)

途中の第60番札所や第68番札所からは甲山を背景にした絶景が見られ、ほっと一息つける場所となっています。

第88番札所の大窪寺のご本尊「薬師如来像」は神呪寺の本堂前にあります。
長い遍路の旅もここが終着・結願の寺で「お大師さんのおかげで巡拝できた」そのよろこびを味わうところとされています。
ここ神呪寺の見晴台からは大阪平野が一望でき、絶景を堪能することが出来ます。またお寺の裏山は西宮の名勝甲山で、その昔神功皇后が国家平安守護のため山頂に如意宝珠及び兜を埋めたと言われています。

皆様も一度ハイキングがてらに参拝されては如何でしょうか。
甲山四国八十八ヶ所のマップは「宮っ子 298 2009年5・6月 21」を参照。

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