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夙川コースガイド②

夙川コースガイド②

 夙川に架かる大井手橋から東に少し歩くと大沢西宮線に当たります。そこから北に数分歩くと門に「財団法人山本清記念財団」と書いた建物に行きつきます。
昭和13年に建てられた和洋折衷様式の住宅です。木造2階建てで母屋・茶室・蔵・付属棟など4棟からなり、広さは凡そ400坪です。

 特長は、木のモザイク張りの床や、「ドンゴロス」の布地にペンキを塗った壁、階段手すりのデザイン、ステンドグラスなど、阪神間モダニズムを感じさせる建物です。建設者は、鳥取県出身の鉄山経営者 近藤寿一朗で、建設入札時には一番高額を出した建設会社に落札したという程、贅をつくしたそうです。

 昭和41年に淡路市出身の実業家 山本 清氏が5代目の持ち主になりました。5回も所有者が変わりましたが、当初のオリジナルな佇まいはそのまま維持されています。山本氏没後、平成10年に山本 清記念財団に寄付され、現在は国登録有形文化財に指定されています。
 入館には事前予約と入館料200円が必要です。 詳しくは下記を参照願います。
  ・(財)山本清記念財団 財団について (yama6677.jp) 
  ・夙川の阪神間モダニズム建築めぐりPART1【旧山本家住宅】 – YouTube 

 道路を挟んだ向かい側にもう一軒の国登録有形文化財に指定された「浦邸」があります。
コンクリート打ち放しの陸屋根に煉瓦積みの壁面をみせたピロティ住宅で、コルビュジェに師事したフランス帰りの建築家吉阪隆正設計によるものです。 建築主で現在の所有者である数学者浦太郎がパリ留学時代に知り合つた建築家吉阪隆正が設計した住宅で、1956年に竣工しました。 パブリック部分とプライベート部分を示す二つのコンクリートの箱が、「く」の字型断面の柱で持ち上げられ、下部をピロテイとして解放した建物で、日本のモダニズム建築の代表といえる建物です。
  詳しくは次の動画を参照してください。 夙川の阪神間モダニズム建築めぐりPART2【浦邸】 – YouTube

  現在浦邸には住んでいる人がいないため見学は出来ませんが、外観を眺めるだけでも価値のある住宅です。
両住宅とも関西を代表する「阪神間モダニズム建築」です。

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