今年初めて近畿に最接近した台風の影響が心配された、10月10日(土)にコロナ感染騒動で活動自粛後の初めてのガイドを実施しました。今年度初めてのガイドになりますが、お客様は『歴史街道倶楽部』の皆さま、役員の方を含めて総勢33名様でした。西宮市の推奨する「マイクロツーリズム」(6名程度までを1グループとする)を反映し、1グループ数名単位で歴史街道倶楽部様の用意されたイヤホンマイクを使用して案内しました。
ガイドコースは、阪神西宮駅を出発し旧国道⇒御輿屋伝説地碑⇒宮水地帯⇒白鷹⇒郷土資料館⇒夙川オアシスロード⇒御前浜⇒砲台跡⇒住吉神社⇒白鹿酒造記念博物館(記念館、酒蔵館)⇒西宮神社と回る長丁場のコースでした。
日本遺産関連の展示
西宮郷土資料館では今年6月に日本遺産に認定された「『伊丹諸白』と『灘の生一本』下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷」のストーリーに沿った展示が行われていて、学芸員の方から説明をうけた後、場内見学を行いました。
西宮砲台跡で学芸員からの説明
砲台跡北側から説明
西宮砲台跡ではやはり郷土資料館の学芸員の方が待機されていて、およそ10分間にわたり説明が行われました。
歴史街道倶楽部の皆さま方は歴史に興味をお持ちの方々なので、学芸員の方の説明を熱心に聞かれていました。
白鹿 酒蔵館で
酒樽を挟んで記念撮影
白鹿酒造記念博物館の記念館では「このいろなにいろ」というテーマでの特別展示を見学し、酒蔵館では日本遺産に認定されている灘の酒造りをたっぷりと見学されました。
改装された西宮神社赤門前にて
西宮神社の拝殿前で
最後にこの8月末に改装されたばかりの赤門から入り西宮神社境内を案内し、今回のガイドを終了しました。
これだけの長コースを3時間で回ることにばかり意識が働き、長時間の歩きであるにも関わらず、途中休憩も取らずにちょっと反省しています。
西宮郷土資料館学芸員の方の親切で丁寧な解説と、辛抱強く歩き熱心にガイドの話を聞いていただいた歴史街道倶楽部の皆さま、お疲れ様でした。またの機会をお待ちしています。