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夙川コースガイド④

夙川コースガイド④

 ニテコ池の北端西側の少し高くなった所に名次神社があります。 現在は広田神社の摂社ですが、延喜式に収められている歴史ある神社で御祭神は水分大神(雨乞いの神様)です。 古くから風光明媚な場所で、神社のあるところを名次山とも南郷山ともいいます。元はもう少し南の山の中腹にありましたが、住宅開発のため現在の位置に移転しました。

 万葉集に高市連黒人が詠んだ「我妹子(わぎもこ)に 猪名野は見せつ 名次山 津努(角)の松原 いつかしめさむ」という句があります。
 <わが妻に猪名野の風景は見せたから、名次山と津門の松原はいつ見せようか> と言う意味です。
 名次神社の名は魚、次は村 を意味しますので、もともとは海岸に近いところに在った漁業の神様と言えます。
本殿横の石の祠は江戸時代中頃に、西宮から関東に漁に出かけ、その地に定住した人々が故郷に奉納したものと言われています。

 神社から西に行くと大沢西宮線を越えて夙川に行き当たります。 少し南に下ると架かっている橋が苦楽園口橋です。阪神淡路大震災で崩落しましたが約1年後に復旧されて現在の美しい橋になっています。
桜の季節にはここからの眺めは絶景です。

 夙川公園は南北に約3kmの河川敷公園で、春の桜、夏の紫陽花、秋の紅葉、冬の松並木と四季折々の景観を楽しむことが出来ます。 両岸にはソメイヨシノを中心に、西宮で生まれた「夙川舞桜」や「西宮権現平桜」など約1700本が植えられ、ほぼ同数の松の木との対比がとても美しい桜の見所となっています。

 夙川コースを4回にわたって紹介させていただきました。 色々なエピソードや詳しい説明は出来ませんでしたが、美しい景色と共に気持ちの良いウオーキングが楽しめると思います。
コロナ感染騒動が治まりましたら是非一緒に歩いてみませんか。 お待ちしています。

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