北山山荘は西宮市北山緑化植物園の中にある建物で、市内在住の故木村吉太郎氏の寄贈を受け、市制60周年を記念して建設された。建物は京都の北山杉を用いた木造銅板葺平屋建の数寄屋造りで、母屋は二室の広間と立礼席を備え、庭の奥には木村富士子夫人の名にちなんだ「夫盡庵(ふじあん」と命名された茶室が設けられている。
庭には四段の滝と灯篭、飛び石、四季を彩る草木が巧みに配置されており、作り出された庭園美は心に安らぎを与えてくれる。
休祝日には抹茶のサービスが行われることもある。
北山緑化植物園の記事はこちらからも参照。