2022年4月17日(日)、素晴らしい晴天の下、大市八幡神社が27年目の復興を祝う「幣殿・拝殿竣工奉告祭・記念式典」が行われた。
大市八幡神社は西暦800年頃に創建され、大市郷の総鎮守として親しまれてきたが、源平合戦で罹災・壊滅し、慶長15年(1610年)に再建された。
残念ながら阪神淡路大震災(1995年1月17日)で多くの建物や鳥居等が倒壊した。
震災後先代宮司の梅林展久氏が、少しずつ再建に取り組んで来たが、多額の費用を要する幣殿・拝殿の復興には長期の資金集めが必要であり、ようやく22021年7月より再建に着工した。
完成半ばにして先代宮司の梅林展久氏は病に倒れ、完成を見ることなく73歳で亡くなられた。
後を引継いで現在の宮司の梅林寿嗣氏が工事を完成させ今回のお披露目となった。
震災前の幣殿・拝殿と復興した幣殿・拝殿を次に示す。
(注)古い写真は全て大市八幡神社様からの提供による。
また震災で被災した建物等と復興後の様子を示す。
幣殿・拝殿の復興を祝うために大市八幡神社の氏子達による奉納「大市太鼓台」が花を添えている。
式典では拝殿前で景気よく持ち上げられ、威勢よく奉納されていた。
また応援のために「生瀬皇大神社のだんじり」と「福應神社の船だんじり」が威勢よく式典を盛り上げていた。
式典での宮司さんの挨拶どおり、これからも今まで以上地域住民の皆様や氏子の皆様に愛され親しまれる神社として活動が続くだろう。
樹齢400年を超す楠木の御神木も上から静かに見守られることでしょう。
大市八幡神社の紹介はこちら「大市八幡神社」も参照のこと。