初代、人形芝居戎座の座長だった武地秀実さんが3024年5月3日に亡くなった。
室町時代に西宮神社のえびす信仰を全国に広める役割りを果たしていた「傀儡師」の文化が長く途切れていたが、それを掘り起こし西宮の文化の一つとして継承していく道筋を切り開いた功績は大きい。
人形芝居戎座の座長として口伝の世界で資料の少ない中で「えびす舞」確立させ、西宮市内にとどまらず日本国内、海外へも積極的に交流して行ったが、志半ばで亡くなった武地さんが、最後の病床で書き上げたのがこの絵本のシナリオ。
西宮神社の吉井宮司が監修された「えべっさま物語」は、2025年7月に発行された。
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武地秀実さんについては、こちらの記事を参考に➡︎