高橋ポルチーナ イラスト作品展「à kinoko!」 10月30日〜甲子園口・ギャラリーアライで開催!
「あなたをきのこに見立てて描きます」——そんなユニークな体験ができる展示が、甲子園口のギャラリーアライで始まる。
西宮市出身のイラストレーター・高橋ポルチーナさんによる作品展「à kinoko!」が、2025年10月30日(木)〜11月4日(火)の6日間開催!!
会期中は作家本人が在廊し、来場者をきのこに見立てた似顔絵(3,300円〜)をその場で描いてくれる「きのこ似顔絵」も楽しめる。
タイトルに込めた思い
展示タイトル「à kinoko!」には、“きのこを見つけたときの驚きや喜び”という思いを込めたという。
「きのこって不思議ですよね。動物でもなく植物でもない。突然現れてはいつの間にかいなくなってしまう…そんな不思議さを表したくて、そこら中にいるきのこの佇まいを描きました」とポルチーナさん。

西宮生まれ・西宮育ちの作家
ポルチーナさんは、生まれも育ちも“生粋の宮っ子”。
2025西宮蔵開のビジュアルを手がけたことでも知られるイラストレーター。
「海と山に囲まれた都会で育ったので、自然への憧れがなんとなく強い気がします。きのこ好きもその影響かも」と語る。
ほとんどが新作!フレッシュな作品群
展示される作品は「気づけば世界はきのこで囲まれている」というテーマで統一。
「フレッシュな絵を見てほしいので、展示はできるだけ新作を出すようにしています。色や形の構成を考え、伝えたいことがぶれないように気をつけました。とにかく楽しい作品にしたいと思いました」とポルチーナさん。

きのこ愛が生んだ独特の世界観
きのこに魅了されたきっかけは、3年前の「きのこのファッションショー」での優勝。
そこからきのこマイスターの資格を取得し、日常でもきのこを探して歩くほどに。
作品には必ずきのこが登場し、自然界の色や形、古着やファッションから得た色味で心地よいハーモニーを描く。
「人ときのこは共通の祖先を持っていて、空気中には常に胞子がある。だから人ときのこは切り離せない存在なんです」

制作の日常とこれから
日々の制作は「筋トレみたいなもの」と話すポルチーナさん。
今後は、大学時代に取り組んでいた手描きアニメーションや、立体作品、きのこ観察会など“菌活”も広げていきたいと意欲的だ。
高橋ポルチーナ イラスト作品展「à kinoko!」開催概要
高橋ポルチーナ イラスト作品展「à kinoko!」
日時:2025年10月30日(木)〜11月4日(火)12:00〜19:00(最終日は17:00)
場所:ギャラリーアライ(西宮市甲子園口六番町14-20)
ギャラリーアライHP / ポルチーナHP
後援:にしのみや観光協会
