この記事は「Wow!」のメンバーが執筆・編集しています。タウン情報誌「あなたのまち にしのみや」に書き切れなかった取材のこぼれ話をメインにタウン情報誌完成までの制作秘話をお届けします。

「親はほっと、子はわくわくする西宮のカフェ」

「子育てをするなら西宮」という言葉を聞いたことがありますか。住みたい街として人気の高い西宮市は転入者も多く転勤族のママさんも数多く暮らしておられます。生まれも育ちも西宮のみやっこママも多いですね。そんな家事、育児、仕事に忙しい毎日を送るお母さんにとってほっとくつろげるカフェを紹介します。

yori-caféは阪急今津線、門戸厄神駅から南に徒歩３分、スーパー万代の向かいのメゾン門戸101に位置しています。家で幼い子ども（乳幼児、幼児）の子育てをしていると、時に煮詰まってくることがあります。「大人と話をしたい」「自分のペースで過ごしたい」「温かいおいしいごはんを食べたい」と思ったりします。yori cafeではそういうささやかな望みを叶えてくれます。ファミリーレストランとは一味違う親子で楽しめるポイントがいくつかあります。

まず、yoricafe店内の様子から。一番奥にマット敷きのキッズスペースが設けられています。子どもは安心して思い思いに遊ぶことができます。台所セットでままごと遊びを、絵本が好きな子は絵本を読んだり読み聞かせしてもらったり、ぬいぐるみをぎゅっと抱っこしたり、カプラ（直方体の積み木）をしたりして遊べます。左側にはボルタリングができる壁があります。その反対側には「木の家」があります。店主の友人らの手作りの作品だそうです。階段もついていますして小さいお子さんがニコニコしながら木の家に出たり入ったりしながら遊んでいる様子が目に浮かんできました。

さあ、子どもが食事を済ませて遊びに夢中になっている間にお母さん、お父さんはお食事をゆっくり楽しみましょう。おすすめの一品は「ロコモコ丼」。煮込みハンバーグの上に半熟目玉焼きがトッピングされています。ベリーリーフのサラダも添えられています。自分の経験からですが、普段は我が子のご飯が優先で自分のご飯は後になってしまい冷めていることが多いのではないでしょうか。出来立ての温かいお料理を自分のペースで食べられるのはとっても嬉しいですね。

yori caféにはテーブル席とソファ席全15席あります。デザートの「ワッフル」は生クリームとアイスクリームが添えてありとてもおいしかったです。コーヒー、ソフトドリンクなども提供されています。お子様におすすめのランチは定番の「キッズうどん」だそうです。

カフェで一緒になったお子さん同士で遊んだり、またお母さん、お父さん同士の新しい出会いやコミュニケーションの場にもなるかもしれませんね。親子カフェとしての利用だけでなくおひとりでの利用もあるそうです。店主は「お子さんにとって安心安全を第一に考えて店舗経営をしています。」そして、「禁止用語（～してはダメ。～しなさい。）を使わないで過ごしてもらいたい」とおっしゃっていました。

最後に、イベント情報の紹介をしたいと思います。例えば、講師を招いて絵本の読み聞かせ、もの作りワークショップ、ヨガ、自然体験活動などが開催されているそうです。それから、野外活動、自然活動、キャンプに長年親しんでおられる店主さんの経験を活かしてキャンプの案内もされているそうです。親はほっと、子はわくわく過ごせるyoricafe。親子でカフェタイムを楽しむだけにとどまらず、その後の人生で「あの時キャンプ楽しかったなあと思い出してもらえたり、成長して家族ができた時に親子でキャンプに行ってみようかと思ってもらえたら嬉しい」とおっしゃっていました。