駅弁の淡路屋と西宮のかかわりは、明治にさかのぼる・・・

生瀬

駅弁の会社として老舗の淡路屋が阪急西宮ガーデンズの中にある西宮阪急に出店するという。(2022年3月24日~)

淡路屋の蛸壷型の駅弁『ひっぱりだこ飯』は、ご存知の方も多いはず。
昔は、本当に駅でしかお目にかかれなかった駅弁だが、最近はデパートや大型商業施設内で駅弁祭りなどのイベントも多いので、おうちに蛸壷の容器がある人も多いかも??

「JR貨物コンテナ弁当」や「リラックマだららん釜めし」「トワイライトエクスプレス弁当」など、次々企画される駅弁を心待ちにするファンも多い。

実はこの淡路屋と西宮の関係は古い。

駅弁の発祥は神戸駅(明治7年開業)だそうだが、淡路屋が駅弁を売り始めたのが明治36年。
現在のJR福知山線(当時の阪鶴鉄道)での車内販売だった。
そしてその後すぐ、明治38年には生瀬駅で販売を始めている。

なぜ、生瀬駅?????

当時の生瀬駅は有馬温泉への玄関口として非常に賑わっていた駅だった。
それと同時に、生瀬駅はSLの給水/給炭の駅だったことから停車時間も長かった。
そんなことがあって、駅弁をここで売り始めた淡路屋が扱ったのが『武庫川で捕れた鮎の姿の押し寿司』。
当時この『鮎寿し』は大人気駅弁だったという。

阪鶴鉄道といわれた福知山線も、生瀬駅⇔武田尾駅の間が複線電化に伴って新トンネルが建設され、武庫川渓谷に沿って走っていた区間は1986年に廃線となった。

淡路屋のWEBサイトはこちら>>

ちょっと脱線・・・(笑)

この廃線跡のハイキングコースに行くために、生瀬駅から国道176号沿いに歩いていくが、途中太多田川が武庫川に合流する辺りで山側に昔の福知山線の城山トンネルの出口跡を見ることもできる。

それとは別に、近年長らく、国道176号のバイパス工事を行っているが、2022年2月1日(仮称)城山トンネルが「生瀬トンネル」として貫通したと発表された。


下の写真のように、 旧福知山線の城山トンネルの出口跡とバイパスの 「生瀬トンネル」 が隣接しているのが興味深い。<下記の写真は、貫通する直前(まちなみ発見倶楽部提供)>

昔のトンネルは、本当に小さい (2022年1月撮影)
左上が旧福知山線の城山トンネル跡

<注>現在この廃線跡は、ハイキングコースとして整備されている>>

投稿日時 : 2022-02-23 10:50:00

更新日時 : 2022-09-13 08:36:19

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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