西宮の大型商業施設のららぽーと甲子園は、かつては阪神パークがあったところです。
戦前にあった阪神パークは、ららぽーとよりもっと南の海辺でしたが、1950年に新しくここに阪神パークができました。
1997年からは一部を住宅展示場にした入場無料の「阪神パーク甲子園住宅遊園」となっていましたが、2003年3月30日で閉鎖となり2004年に『ららぽーと甲子園』となりました。
現在のららぽーと甲子園内にある大きなクスノキなどは、阪神パーク時代の木が残されているようですが、敷地の北東の方に小さな公園があります。
あまり意識されていないように見うけられますが『ここにある樹は阪神パークにあったものを残しています』というプレートがあり、クスノキに混じって一本だけですが大きな桜が植えられています。
一本だけの孤高の桜ですが、今年も見事に花を咲かせました。
ららぽーと甲子園には、それほどたくさんの桜はありませんが、南側の臨港線の枝川あたりから入る通路では桜が出迎えてくれます。